FC2ブログ

記事一覧

「日本のピラミッド」と耳成山の謎 (昭和の時代③)

サンデー毎日「日本のピラミッドキャンペーン」とはいったい何だったのか
の続きです。


DSCF9039_20190323123147950.jpg


この緊急増刊号には、読者からの意見や情報がたくさん掲載されていました。
「日本のピラミッド」の存在自体には懐疑的でも、磐座や神体山などの研究資料としては大変重宝された方も多かったと思います。
全国各地から、さまざまな情報が編集部に集まり、その情報は記事ページの下部に小さく掲載されていたのです。

例えば、岡山県の吉備中山近くの岩倉神社
これはたしか地元の青年の投稿で広く知られるようになりました。
このブログでも記事にしていますので、再掲します。


PC280468_convert_20171007150542[1]


PC280471[1]


PC280474[1]


PC280481[1]


田園地帯の中で、ここだけ巨石が集積する丘になっています。なんとも不思議な光景です。

吉備津彦神社や吉備の中山に磐座があることは知られていましたが、それまで平野部にもあることはほとんど知られていなかったのです。



あるいは、この緊急増刊号の51ページ下段には、滋賀県の外回山(そとま山)が人工的に造山した小山ではという、地元の方の投稿が載っています。
この外回山とは、このブログでは「紅かす山」として記事にしています。


20190227163712224[1]


img_1[1]


「紅かす山」は、この太郎坊山の麓にある、謎多き小山でした。


P1330023_convert_20190227163022_2019032312444543e.jpg



さらに驚愕の記事としては、
キリストは青森県三戸郡新郷村で死んだというテーマで、立松和平さんが現地取材していることです。


DSCF9041_20190323123131451.jpg


DSCF9042_201903231231395cd.jpg


この伝説とは、キリストはゴルゴダの丘で処刑されず、弟のイスキリを身代わりにして日本に渡来して死に、その墓が「十来塚」であるとするものです。


これがその墓。


キリスト墓ウィキ
(ウィキペディアより)


しかしこれはありえない、矛盾した説です。
キリストが日本に来るなんて物理的にありえない、という論法でそう言っているのではなく、キリストの死と復活抜きには、キリスト教そのものが成り立たないのです。

コリントの信徒への手紙には、使徒パウロによる
「もしキリストがよみがえらなかったとしたら、わたしたちの宣教はむなしく、あなたがたの信仰もまたむなしい。」
という言葉があります。キリスト教においては、キリストの復活信仰が欠かせないことを明瞭に示しているのです。

にもかかわらず、戸来(へらい)村の村名はヘブライに由来するとか、伝承歌であるナニャドヤラがヘブライ語の歌であるとか、キリストの子孫は村の旧家の沢口家であり、その家紋は「ダビデの星」と酷似しているとか、いろいろな説が流布しています。
緊急増刊号で立松和平さんが訪ねたのは、この沢口家でした。

またここにはイスラエルから友好のために寄贈された記念石があるということで、国際的にも認知されていると勘違いしている方もおられるようですが、ユダヤ教とキリスト教は立場が違います。

このように、キリストの死と復活抜きには、キリスト教の教義そのものが成り立たないという重大な矛盾をはらんでいるにもかかわらず、怪しげな超古代史をもとに観光客が「青森のキリスト」を軽い気持ちで面白半分に訪ねてくるのは、いろいろ意見があるところでしょう。日本人の見識が問われるところです。

え、何か?
このブログでも「十和田湖のキリスト像」を見るために、わざわざ青森まで行ったはずなんだけどなあって?

いや、いつもしっかり読んでいただいて、ありがとうございますぅ (>_<)

自分もうれしそうに記事書いとるやないか、どないなっとるんや!
なんて言われそうですが、はい、すみません、たしかに楽しくキリスト像を見に行きました。

経費けっこうかかりましたので、どうぞもう一回ご覧ください(^_^)/~

IMG_6915_convert_20180902010503[1]


IMG_7262_convert_20180901122328[1]


IMG_7245_convert_20180901141339[1]


IMG_7194_convert_20180901122118[1]


奇跡のキリスト像に興味のある方は、こちらもぜひ!!

十和田湖ミステリー・湖面に浮かぶ謎のキリスト像とは?

いやホンマ、十和田湖最高です。みなさんもぜひどうぞ。


東京大学の余郷嘉明助教授による、世界34カ国にわたるヒトポリオーマウイルス分布調査によれば、コーカソイドに見られるEUタイプウイルスが秋田県で見つかっているそうです。。同じコーカソイドのヘブライ人が十和田湖周辺に来ていたとしても、不思議はありませんよね。
何かと論拠はあるようです (^_^)/~


(シリーズ最終回へと続く)


取材とネタに苦労しておりますが、三つクリックしていただくと大変励みになります。
よろしくお願いいたします(^_^)/~
にほんブログ村 歴史ブログへ
にほんブログ村

神社・仏閣ランキング

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

sazanamijiro

Author:sazanamijiro
古代史マニアですが、特に自然神道期の多様な信仰遺跡に魅せられています。

フリーエリア