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益田岩船・現代アートな写真が・・・

奈良の飛鳥には、亀石や酒船石など、不思議な石造物があります。

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そんな中で最も大きいものが、益田岩船(ますだのいわふね)です。

この岩は、橿原ニュータウン内、白橿南小学校の西の丘陵斜面にあり、東西約11メートル、南北約8メートル、北側の高さ約4.7メートルという巨大なものです。

住宅地から続く貝吹山(かいぶきやま)の東峰、険しい上り坂を5分ほど歩くと花崗岩の巨岩が現れます。

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なかなかの大きさです。

ぽつんとここにだけ岩があり、なんでこんなところに突然、という感じですね。


ところが反対側を写したら、なんとこんなシマシマに!


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うーむ、カメラマンの意図をこえたアートな作品に!

昔は遠くからも見えていたそうですが、竹藪がいつの間にか大きくなり、太陽の角度によってこんなサイケな姿に変身するわけです(^_^)/~

でも本当はこんな感じなんです。

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           (かしはら探訪ナビ様より)


このままではリアルに伝わらないので、無理やり露出補正をして、なんとか影を薄くしました。

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上には、1辺1.6メートル深さ1.3メートルの方形の穴が、1.4メートルの間隔を開けて二つくり抜かれています。


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また、側面には深さ10センチほどの格子状の溝が彫られています。結構存在感のある彫り込みでした。


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で、いったい何のために、と誰しもが考えます。
今までに、こんな説が出されました。(主なもの)

その① 石碑の台石説
最も古くからある説。弘仁13年(822年)に築造された益田池を讃えた弘法大師の石碑を載せるための台であったとするもの。「益田岩船」の名称もこれに由来。

その② 占星術用の観測台説
二つの穴に石柱を建て、その上に横柱を渡して天体観測したという説。星占いをしたのでしょうか。

その③ 火葬墳墓説
穴の中に遺骨を入れて石の蓋をするという説。

その④ 横口式石槨説
現在有力視されている説で、牽牛子塚古墳の横口式石槨に似ているため、同じように古墳として造られたとするもの。


いずれにしろ、それぞれ疑問点があり、ジャストな答えはまだ無いようです。



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Author:sazanamijiro
古代史マニアですが、特に自然神道期の多様な信仰遺跡に魅せられています。

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