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信貴生駒スカイラインの夫婦岩(三間石山巨石遺構)と酷道308の暗峠

(本日は、大変ライトな話題です)

生駒山(いこまやま・いこまさん)は、奈良県生駒市と大阪府東大阪市との府県境にある標高642mの山です。南北に長く、大阪と奈良を分ける山といっていいでしょうね。

生駒山が記録に現れるのは日本書紀における神武東征の所です。神武と長髄彦が、生駒山の東側山麓において激戦を繰り広げたとされます。

その生駒山の頂上尾根部分には、南北に「信貴生駒スカイライン」という有料道路が走っています。
この道路の北の端には、「生駒山宝山寺・大岩壁の聖窟をめざして 2018/02/14付」で紹介したように、宝山寺があります。

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その反対側、南の端には「国宝・信貴山縁起絵巻」で有名な信貴山朝護孫子寺があります。
このお寺は、聖徳太子が物部守屋を討伐するため戦勝祈願をすると、天空遥かに毘沙門天王が出現され、必勝の秘法を授かったという由来を伝えます。その日は奇しくも寅年、寅日、寅の刻であったため、トレードマークは「トラ」です。

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この有名なふたつの寺院の間に、ひっそりとその姿をみせるのが、「夫婦岩」あるいは「三間石山巨石遺構」と呼ばれる巨石群です。巨石群の所在地は、 奈良県生駒郡平群町櫟原字三石。
「信貴生駒スカイライン」の道路沿いにあり、苦労せずにたどり着けます。

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大きな三つの石と、その西から南西にかけて1~3m位の石が数十個並んだような配置です。

「住吉大社神代記」にある「諍石(いさめのいし・しずめいし)」かともいわれますが、確たる証拠もなく、謎の巨石群といえます。

  
  ☆

 
さて、ここで話題は「酷道マニア」様向けに変わります。

国道308号線、関西のドライバーには酷道308として有名な峠道が、この「信貴生駒スカイライン」を横切っています。といっても道は繋がっておらず、下を潜るだけですが、スカイラインの道路上に車を停め、体だけ峠道におりることはできます。

いきなりタイムスリップしたような、のんびりした田舎の峠道が現れ、気分転換には絶好です。
この時代的段差が、私にはたまりましぇーん(^^♪

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この暗峠(くらがりとうげ)は、奈良県生駒市西畑町と大阪府東大阪市東豊浦町との境にあって、頂上付近には茶店があり、石畳がそのまま国道になっています。

「これって、どこが国道やねん。江戸時代かここは!」

と文句を言いたくなりますが、
酷道マニアの聖地とか、自転車で足を着かずに越えられたら「神」と呼ばれるとか、なんせその世界では有名なんだそうです。
マニアの聖地に悪口を言うのはいかんとですね。


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ここは「峠の茶屋すえひろ」さんです。
奥に広く、なかなか味のあるスーパーローカルな雰囲気が抜群(^'^)

おすすめ商品は一番人気の「野菜カレー」。私たちはおぜんざいをいただきました。

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もはや気分は江戸時代。

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この「信貴生駒スカイライン」、夜景は文句なしの絶景です。大阪府民と奈良県民なら、子どもの頃一度は行ったことのある山上遊園地もあります。他府県の方も、お時間が許せばぜひおいでください。

ところが、昨年度の台風の被害で、現在「信貴生駒スカイライン」は不通となっています。台風からかなり日数があったのにまだ不通で、本当に開通できるのか、ちょっと不安です。
労せず行ける不思議な巨石、日本一の夜景(つっこみはなしでお願いします)、そして癒しの茶屋「すえひろ」さん。桜も紅葉も抜群です。三拍子も四拍子もそろった「信貴生駒スカイライン」の修復が早く終わることを願って、この記事をアップいたします。


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sazanamijiro

Author:sazanamijiro
古代史マニアですが、特に自然神道期の多様な信仰遺跡に魅せられています。

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