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霧に包まれた高原の神々しさと生石神社(和歌山)

和歌山県の有田川町と紀美野町の境界に、標高870mの生石ヶ峰(おいしがみね)がそびえています。山頂部は隆起準平原の平面が続き、近畿には珍しい広々として爽快な高原です。

この生石ヶ峰の名前は、山頂より少し下ったところに鎮座する生石神社(しょうせきじんじゃ)に由来するそうです。その生石神社が下です。

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社記によれば、

人皇第六六代一條天皇の御守、永祚元(989)年8月10日、阿瀬川郷楠本の里、中の峯天野壇上に一夜にして高さ16丈の巖出現し給い、里人に告げて曰く「吾れは阿波国杉尾神なり、播州にては生石子明神なり、今や比処に迹を垂れ國家を守護せん、殊に婦人は難産なく子孫繁栄を誓ふ」との御神托あり、茲において里人等社殿を築造し、応神山生石神社と号し奉り篤く崇敬した

とあるそうです。

一夜にして48mもの大岩石が現れたというのですから、神威の程がうかがえます。社殿の背後は禁足地とされているので、ちょっと登って調べてみるなんてことはできません。

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さて、ここから少し登ると、笠石の巨石群が目立つ、広大な生石高原が広がります。


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笠石の由来は、弘法大師が霊峰高野を発見した際に、慌てて忘れていった笠が石になったものといわれています。
またここには、弘法大師が護摩を焚く等修行を行ったとする言い伝えもあり、現在は弘法大師を祀ったお社があります。


この日は、みぞれが降る寒い日だったのですが、晴れた日は遠く徳島まで見通せる壮大な景色が楽しめます。特に春の新緑、秋のススキのシーズンは数多くのハイカーや観光客が訪れるようです。


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Author:sazanamijiro
古代史マニアですが、特に自然神道期の多様な信仰遺跡に魅せられています。

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