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生名島のメンヒル・ヨーロッパと同じ巨石文化なのか・・・

愛媛県上島町の離島、生名島(いきなじま)には、美しい三角形の立石山があり、山頂にある巨石群からは、後期旧石器時代や弥生時代のものと推定される遺物が出土しています。頂上部は倭国大乱と関連づけられる弥生系高地性遺跡であり、祭祀遺跡としても位置づけられています。
(以前少しだけ触れましたが、今回はくわしく画像をお届けしたいと思います。)

祭祀遺跡と神体山だけなら特に珍しくもないのですが、問題はこの巨石です。

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この巨石は生名島の岩ではなく、海上運搬されたとのこと。
現在因島と生名島を結ぶフェリーにのせたら、まちがいなく沈没するでしょう。

弥生時代あるいはそれ以前に、いったいどんな方法で運んだのか?
いや、そもそも何の目的があってそんなことをしたのか?


この山には、中腹にもいわくありげな巨石があります。

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次は、頂上の巨石群です。

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文部省の調査で、弥生土器や石器が大量に出ているのですから、ここが信仰あるいは防衛のきわめて重要な拠点であったことは確かです。巨石の複雑な配置は、何のためだったのでしょう。



なお上島町のホームページには、「麓の立石(メンヒル)の割れ目は真東を向いており、春分の日、秋分の日にはそこから登る朝日を拝むことができる」と書かれており、写真も添えられています。

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謎は深まるばかりで、納得のいく答えは誰も出せていません。

フランスやイギリスに多い、ドルメンやメンヒルなどと共通性を持つ遺跡なのでしょうか。




なお、頂上からは瀬戸内海の絶景が見渡せます。対岸は因島です。

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Author:sazanamijiro
古代史マニアですが、特に自然神道期の多様な信仰遺跡に魅せられています。

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