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俵石・オンリーワンの存在感

兵庫県淡路市高山甲の俵石へは、旧山田小学校の東南側から登ります。


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校舎が上のように見える場所に、道標がありました。


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ここ以外にも、道標はあちこちにあるのですが、俵石へはすべて「危険」と書かれています。
まあ自己責任で行ける所まで行って、可能なら望遠で写すことにして進みます。

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鳥居からは急な参道なのですが、そこにもまた「危険」の注意が。


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よほどの事態が待ち受けているのでしょうか?

  ★

一部崩落して歩けない急な登山道が現れますが、ロープが張ってあるので、それを頼りによじ登ります。いよいよヤバくなってきたらそこで引き返すつもりでしたが、いつの間にか俵石が上方に見えてきました。なんとかたどり着いたようです。


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なおここは短時間とはいえ、軽登山靴以上の足元、リュックや軍手等の登山装備で、それなりの経験がある人以外は、登るのをやめた方がいいと思います。夏なら毒虫や山ヒルなどに対処する知恵が必要かもしれません。雨後や単独行もリスクが大きいと思います。捻挫や骨折で救急車を呼んでも、救急隊の方もまた、狭く危険な登山道を徒歩で登らねばならず、一般的な救急搬送よりもはるかに厄介で迷惑な事態になるのです。
結果的に強行突破した張本人が偉そうに言うのはおこがましいのですが、慎重にご判断をお願いします。

  ★

さて、俵石の不思議な魅力の一つは、人面岩の要素がほんのりあることです。
この角度からは、光源氏も絶賛、下膨れの平安美人かと思う美顔が・・・?


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岩の下はえぐれて岩屋状になっており、どう見ても不安定なはずなのに、なぜ崩落しなかったのか謎です。
(現在はコンクリートで補強されていますが。)


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ちなみに日本姓氏語源辞典によると、【俵石】という名字の分布は兵庫県 淡路市が約20人で最も多く、この俵石が発祥の地のようです。この岩は、まさに地域のシンボル。
兵庫県養父市にも俵石がありますが、特に信仰がない柱状節理の岩ですから、ここの俵石はオンリーワンの存在感ですね。

名前の由来は、米俵を立てたような形をしており、中には沢山の米が詰まっているように見えるからだとか。その昔、豊作を祈る農業神として信仰を集め、参拝者が相継いだといわれます。


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というわけで、最も謎めいた巨石信仰の一つ、俵石の紹介でした。


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sazanamijiro

Author:sazanamijiro
古代史マニアですが、特に自然神道期の多様な信仰遺跡に魅せられています。

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