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山神社(白光龍王神)・ひっそりと佇む巨石磐座信仰

徳島県名西郡神山町上分、一車線部分が多い国道438号線ぞいに、こんな表示があります。


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この表示の横にわずかなスペースがあり、そこに車を置いて坂を上ります。


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お墓のような場所を過ぎると、お社が見えてきます。


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巨石・磐座信仰から始まったお社なのでしょう。

横から見ます。


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石段の上には、簡易な建物がありました。


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先ほどの巨石の上部がこれです。


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お稲荷さんらしい祠があります。
山神社あるいは白光龍王社というのが正式な名前で、お稲荷さんは摂社や末社ということなのでしょうか。

建物の背後は山が続いており、巨石も見えます。しかしそこへ登る、はっきりとした山道はみあたりません。


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ここをよじ登っていくと、まだいろいろな磐座がありそうな気がします。

このお社について、いろいろ調べましたが、徳島県神社庁の「名西郡神山町の神社」には記載がありません。さらにネット情報を探しましたが、事実上何も情報は得られませんでした。
おそらく、地元の方でさえあまりご存じないお社のように思います。比較的少数の方たちで、信仰を続けておられるのでしょうね。管理はしっかりと行き届いているように見えます。

 ★

下の地図をご覧ください。紫色が山神社です。





オレンジマークは、東西に延びる国道439号線沿いで、半径15km以内の巨石磐座信仰のある神社等です。(剣山頂は含めていません。)
その密度に驚きますが、見方を変えれば、この地域には磐座がある古式の神社はたくさんあり、地元ではとくに珍しくもないということなのでしょう。

このひとつが、先日記事にした白龍明神です。


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こんな巨大な磐座さえ、三人おられた地元の熟年女性のうち、二人はご存じなかったのです。
あと十年もしないうちに、雑草に埋もれて所在が不明になるお社や、由緒がわからないお社がこの中からも出てくるかもしれません。


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コメント

行ってきました

毎度楽しい記事をありがとうございます。興味津々で拝見しております。
今日、剣山に登りに行く途中で、サザナミ様の御紹介されている神山の山神社へ行ってきました。何十回となく神社の前の酷道を駆けていたのですが、看板は見ていても素通りでした。まさか磐座があったとは。
徳島にはこのような民間の講や信仰する小さい集団が沢山あるようで、色んなところに宗教遺構があります。多分、この山神社もその一つだと想像しています。残念なことに、集団は引き継がれることはなく、高齢化によって自然消滅していっているようです。
他に類を見ない穴吹町古宮奥の石尾神社にしても、講の更新があるような気配はありませんが、それでも、崩れた石の鳥居の替わりにどなたかが立派な木の鳥居を立てて下さっています。信仰は細々と続いていますが、いつまで続くやら・・・。
サザナミ様がもう一つ御紹介されている木屋平の白龍社ですけれど、ここも今日、訪ねてきました。
木屋平出身の人に訊いても全く知らないとのこと。彼女は、この前の道を銀杏の美しい小学校に通っていたはずなのですが、見たことも聞いたこともないうそうです。訪ねる際に場所が判らず、近所を散歩していた高齢の女性に道を尋ねたのですが、その方の話では、ここを熱心に信仰し聖域として整備した女性は既に亡くなっているとのこと。それでも地元の方が、それとなく掃除したり、遠くから来られる人が掃き清めたりしているとのことでした。最近、道を訊かれる機会が増えたとも話しておられました。ここも信仰が続いてくれたらと切に思いました。

Re: 行ってきました

鯨 様

高齢化によって自然消滅・・・やはりそんな波が押し寄せているのですね。過疎地のお墓が、墓じまいすらなしに見捨てられていくのと同様、古くからの信仰や崇拝は消えゆくしかないのかと、暗澹たる気持ちです。
そういえば、磐座や巨石に興味を持つ人も、二十年前に比べると明らかに減りました。
バエない、エモくないものは、この時代消えゆくしかないのでしょうか。

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sazanamijiro

Author:sazanamijiro
古代史マニアですが、特に自然神道期の多様な信仰遺跡に魅せられています。

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