fc2ブログ

記事一覧

絶景の湖中鳥居・白鬚神社に隠された宗像大社との類似性

前回記事では、
琵琶湖における多景島と沖の白石との関係が、
宗像大社における沖ノ島と小屋島岩礁との関係と、
古代信仰上で同一ではないかと推理しました。


21_20231102092456d28.jpg

22_202311020924575f5.jpg

23_2023110209250234e.jpg

24_20231102092511868.jpg

25_202311020925169ad.jpg
(以上が琵琶湖)


11_20231102092453eb1.jpg
(宗像大社の小屋島岩礁と沖ノ島)


宗像大社では、
宗像大社(本土)と小屋島岩礁と沖ノ島が一直線なのですが、同一の信仰形態であれば、琵琶湖沿岸にも宗像大社に当たる、由緒深い古社があるはず・・・。

  ★

さて、琵琶湖の島めぐり遊覧船では、目的としていた沖の白石は強風のため、接近できませんでした。
その代わり白鬚神社 (しらひげじんじゃ)の沖合では、湖中鳥居の奥に本殿が見える位置に、ぴったり船が停止するとのアナウンスが・・・。

白鬚神社といえば、湖中鳥居で有名な古社です。


005_20231102092228c7d.jpg

001_2023110209223130f.jpg

002_20231102092231b80.jpg

003_20231102092232686.jpg

DSCF2239_202311020916325c8.jpg


それを沖合から見ることができるというのですから、期待が高まります。
これは、境内から見上げる神体山です。


61_20231102092529e0b.jpg


この神体山を、少し離れた湖面から眺めるとどう見えるのか、ぜひとも写真を撮ろうと思いました。

 ★

しばらくして、湖中鳥居が見えてきます。


51_convert_20231102083829.jpg

52_convert_20231102084001.jpg


正面で船が停止。


56_convert_20231102084203.jpg


なかなかの得難い絶景でした。
そして、陸上からは見えない、背後の神体山の全容。


71_2023110209253572e.jpg

72_20231102100338828.jpg

73_convert_20231102084309.jpg


端正な神体山が、はっきりと確認できます。背後の山地から膨らんだ部分が、下から俯瞰すると三角形に見えるようです。

奈良の三輪山も、ここと同じように背後の巻向山塊から張り出した峰です。太郎坊山も、箕作山から派生しています。どちらも横から見ると、三角形には見えません。
その意味では、白鬚神社の背後もまた、典型的な神体山・カンナビだと言えます。


ところでこの白鬚神社、創建が1900年前で、第11代垂仁天皇の頃、倭姫命によって社殿が建てられた近江最古の神社とされています。
倭姫命といえば、元伊勢なのでしょうか?
また、観阿弥の謡曲『白鬚』には、六千歳の神として登場します。

  ★

さて、今回なぜ白鬚神社を載せたのか。
それは、白髪神社の神体山と沖の白石と多景島が、ほぼ一直線上に並んでいるからです。



紫色・・・白鬚神社の神体山
青色・・・沖の白石
オレンジ色・・多景島

つまり玄界灘の宗像ラインにおける、本土の宗像大社に当たるのが、琵琶湖では白鬚神社である可能性が高いのです。
宗像系海人も安曇系海人も、同じような島嶼信仰の形態を持っていたのでしょうか?

つづく

三つクリックしていただくと、ネタ探しの元気が出ます。よろしくお願いいたします(^_^)/~
にほんブログ村 歴史ブログへ
にほんブログ村

神社・仏閣ランキング

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

sazanamijiro

Author:sazanamijiro
古代史マニアですが、特に自然神道期の多様な信仰遺跡に魅せられています。

フリーエリア