コメント
またまた凄いもの・・・・
いつも楽しい記事をありがとうございます。更新を心待ちにしています。
このたびも、またまた凄いものを出してきて下さり、吃驚です。徳島県民でも、この不思議な光景を知っている人は殆んどいないと思います。広く御紹介下さり、ありがとうございます。
貞光川は旧くは木綿麻川です。木綿麻と書いてゆうまと読みます。木綿や麻は、殖産興業と新技術の普及のため各地に出張った忌部一族の象徴ですね。ちなみに、近くに日帰り入浴だけ?の剣山ゆうま温泉があります。
蜂須神社は、延喜式内社の八十子(やそこ)神社に比定されているらしいです。やそこが言いにくいので、はちそこ→はちすになったとも。
木綿麻川流域は忌部氏の本拠で、ここから東を見上げれば神奈備形の友内山(ともおっつぁん)です。忌部の神聖な場所といわれています。本来は木綿麻山とか高千穂山と呼ばれていたのを、蜂須賀が阿波を支配するようになって改名させたという話があります。辺鄙な山奥に立派な友内神社が鎮座しています。で、この神社の傍の小川を数十m下るとけっこうな崖になって、チブシャン滝です。チブシャンは乳房が語源だとか。チブシャン滝の滝壺のあたりは列石があり、ここは古代人が祈りを捧げた場所という説もありますが、本当かどうか。ただ、見た目は良くないです。太い黒ビニルの管が沢山あって、下流の集落の水源になっています。
で、知られていないのが、この小川を大岩ゴロゴロの縁に沿って数十m遡上すると、規模の小さい白糸の滝みたいな岸壁にぶち当たります。カップ大関が御神酒?として転がってたりするので、山の人が祈りを捧げているのかもしれません。
チブシャン滝も上流の名のない滝も、訪れるなら早春か冬をお勧めします。まず泥濘(ぬかるみ)で足がとられます。寒くなければ湿地でマムシが怖い。秋はスズメバチが怖いのが理由です。
お奨めは、蜂須からは北になる立石山大権現です。大きなオカマゴに何やら祀られており、石の板碑や祠もあります。実は絶壁の上なのでそこから見下ろすと高所に弱い私などは縮み上がります。サザナミ様は行かれましたか?
この場所は、昭和の初めまで嬥歌(もしくは歌垣、かがいと読みます)が催されていたそうです。今でいう、お見合いパーティ(それも際どいモノ)みたいなものですね。当時の写真(残念ながら際どくない)も何かで見たことがあります。
御参考になれば幸甚です。
このたびも、またまた凄いものを出してきて下さり、吃驚です。徳島県民でも、この不思議な光景を知っている人は殆んどいないと思います。広く御紹介下さり、ありがとうございます。
貞光川は旧くは木綿麻川です。木綿麻と書いてゆうまと読みます。木綿や麻は、殖産興業と新技術の普及のため各地に出張った忌部一族の象徴ですね。ちなみに、近くに日帰り入浴だけ?の剣山ゆうま温泉があります。
蜂須神社は、延喜式内社の八十子(やそこ)神社に比定されているらしいです。やそこが言いにくいので、はちそこ→はちすになったとも。
木綿麻川流域は忌部氏の本拠で、ここから東を見上げれば神奈備形の友内山(ともおっつぁん)です。忌部の神聖な場所といわれています。本来は木綿麻山とか高千穂山と呼ばれていたのを、蜂須賀が阿波を支配するようになって改名させたという話があります。辺鄙な山奥に立派な友内神社が鎮座しています。で、この神社の傍の小川を数十m下るとけっこうな崖になって、チブシャン滝です。チブシャンは乳房が語源だとか。チブシャン滝の滝壺のあたりは列石があり、ここは古代人が祈りを捧げた場所という説もありますが、本当かどうか。ただ、見た目は良くないです。太い黒ビニルの管が沢山あって、下流の集落の水源になっています。
で、知られていないのが、この小川を大岩ゴロゴロの縁に沿って数十m遡上すると、規模の小さい白糸の滝みたいな岸壁にぶち当たります。カップ大関が御神酒?として転がってたりするので、山の人が祈りを捧げているのかもしれません。
チブシャン滝も上流の名のない滝も、訪れるなら早春か冬をお勧めします。まず泥濘(ぬかるみ)で足がとられます。寒くなければ湿地でマムシが怖い。秋はスズメバチが怖いのが理由です。
お奨めは、蜂須からは北になる立石山大権現です。大きなオカマゴに何やら祀られており、石の板碑や祠もあります。実は絶壁の上なのでそこから見下ろすと高所に弱い私などは縮み上がります。サザナミ様は行かれましたか?
この場所は、昭和の初めまで嬥歌(もしくは歌垣、かがいと読みます)が催されていたそうです。今でいう、お見合いパーティ(それも際どいモノ)みたいなものですね。当時の写真(残念ながら際どくない)も何かで見たことがあります。
御参考になれば幸甚です。
Re: またまた凄いもの・・・・
鯨 様
いつもながら、貴重な現地情報ありがとうございます。友内山には「くしふる滝」もあるそうですが、天孫降臨神話にかかわる名前なので、「高千穂」も含めて古くからあるようならすごいですね。天孫降臨神話は降臨地が何度か変更されていると思うので、古代の一時期(忌部氏全盛時?)は友内山だったのかもしれません。
滝の立石も石尾神社のイワサカを思い出しました。あと、歌垣山は大阪の能勢町にもあるので、古代の神聖な山の一つなのでしょう。
阿波では行ってみたいところはたくさんあるのですが、時間と体力と交通費の問題で、残念ながらなかなか回り切れません。
いつもながら、貴重な現地情報ありがとうございます。友内山には「くしふる滝」もあるそうですが、天孫降臨神話にかかわる名前なので、「高千穂」も含めて古くからあるようならすごいですね。天孫降臨神話は降臨地が何度か変更されていると思うので、古代の一時期(忌部氏全盛時?)は友内山だったのかもしれません。
滝の立石も石尾神社のイワサカを思い出しました。あと、歌垣山は大阪の能勢町にもあるので、古代の神聖な山の一つなのでしょう。
阿波では行ってみたいところはたくさんあるのですが、時間と体力と交通費の問題で、残念ながらなかなか回り切れません。
くしふる滝がチブシャン滝です
さざなみ様、レスをありがとうございます。
私はくしふる滝という名前を知らなかった
のですが、チブシャン滝の別名のようです。
チブシャンはチチブシャンと書かれている
例も多いです。
友内神社参道になる道路から斜面を
斜めに川筋まで下りて見上げます。
浮島と称される川床の岩盤からは、
それなりの装備と技術が無いと懸垂・
降下できません。
滝の脇は、黒ビニルの太い導管が沢山
垂れ下がっています。
徳島へお越しの際は、御案内いたします。
スヱさんの掲示板に紹介されています。
御参考になれば幸甚です。
https://sueyasumas.exblog.jp/23533648/
https://sueyasumas.exblog.jp/17193996/
私はくしふる滝という名前を知らなかった
のですが、チブシャン滝の別名のようです。
チブシャンはチチブシャンと書かれている
例も多いです。
友内神社参道になる道路から斜面を
斜めに川筋まで下りて見上げます。
浮島と称される川床の岩盤からは、
それなりの装備と技術が無いと懸垂・
降下できません。
滝の脇は、黒ビニルの太い導管が沢山
垂れ下がっています。
徳島へお越しの際は、御案内いたします。
スヱさんの掲示板に紹介されています。
御参考になれば幸甚です。
https://sueyasumas.exblog.jp/23533648/
https://sueyasumas.exblog.jp/17193996/
Re: くしふる滝がチブシャン滝です
鯨 様
チブシャン滝、行ってみたいですが、「それなりの装備と技術」・・・・いやもう、完全に無理です😭
十年前ならチャレンジしたのですが。
ところで立石山大権現の立石は、円形だと案内板に書いてありました。(すえドンさんのブログで確かめました。)
ストーンサークルだとしたら、なかなか興味深いです。ただし、阿波の山奥は道が細くてわかりにくいところが多くて、車でなるべく近くまで行こうとするグータラ系の私たちには、到達が難しいところがや多そうです。
でもまあ、簡単に行けないからこそ、独自の文化が守られているのでしょうね。
チブシャン滝、行ってみたいですが、「それなりの装備と技術」・・・・いやもう、完全に無理です😭
十年前ならチャレンジしたのですが。
ところで立石山大権現の立石は、円形だと案内板に書いてありました。(すえドンさんのブログで確かめました。)
ストーンサークルだとしたら、なかなか興味深いです。ただし、阿波の山奥は道が細くてわかりにくいところが多くて、車でなるべく近くまで行こうとするグータラ系の私たちには、到達が難しいところがや多そうです。
でもまあ、簡単に行けないからこそ、独自の文化が守られているのでしょうね。