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死ぬまでに行きたい、極彩色の美しき伝統信仰

磐座とか巨石信仰というと、灰色や茶色の地味なイメージがあると思います。
しかし、社殿なき時代から続く古代信仰の場に、極彩色あるいは鮮やかな色の社殿等がバエる、不思議なマッチングポイントをまとめました。


岩上神社(兵庫県淡路市一宮町)


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この背後にそびえるの神籬石(ひもろぎいし)は、高さ約12メートルで周囲約16メートル、日本最大級の驚異的な立石信仰ですね。


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この謎めいた立石は、「ひもろぎのお岩さま」とよばれ、神の降臨する岩として、古くより神聖視されてきました。

一方、本殿は1541年に龍田神社(奈良県三郷町)より移転された、室町時代の様式を伝える県指定重要有形文化財です。


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巨石信仰と極彩色の社殿、実に見事な対比ですね。

 ☆

榛名神社(群馬県高崎市)

上毛三山の一つである榛名山の神を祀る神社で、用明天皇元年(586年)に祭祀の場が創建されたと伝えられる、巨石磐座信仰のお社です。


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本社は背後の御姿岩と接続しており、御姿岩内の洞窟に御神体を祀っています。


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何といっても、御姿岩が圧巻です。
そして、どう見ても瞳があります。不思議ですね。


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重要文化財である華やかな社殿をご覧ください。


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 ☆

伏見稲荷大社(京都市伏見区深草)

全国に約3万社あるといわれる稲荷神社の総本社で、国際的な知名度を誇ります。


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稲荷山の麓に本殿があり、稲荷山全体を神域とする、鮮やかな朱色が素敵なお社です。


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清少納言の「枕草子」には、稲荷参拝で喘ぎながら登山する様子が記されるなど、本来は山上の社であったようです。そこには、やはり古くからの巨石・磐座信仰が見られます。


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 ☆

王位石(長崎県小値賀町・野崎島)

この巨大な石組は、日本の神社史上、最大の謎だと思います。


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社殿は質素なのですが、不思議なことに大地そのものが、鮮やかな美しさを見せてくれます。


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いかがでしょうか?
日本の神社史上、最高レベルの謎を秘めた灰色の巨石と、極彩色の美しき建物や大地。
不思議としか言いようのない組み合わせですね。

旅行等で近くまで行かれる機会があれば、この刺激的なお社に、ぜひお参りください。


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コメント

No title

素晴らしい世界ですね。
ぜひ一度は訪れて見たいものです。
実物を見たいものです。

Re: No title

tor 様

いやー、ご訪問していただき、正直ほっとしています(^^♪
少しはのんびり休養されましたでしょうか?
こちらはリサイクルネタでなんとかしのいでいます。またいつでもお立ち寄りください。

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sazanamijiro

Author:sazanamijiro
古代史マニアですが、特に自然神道期の多様な信仰遺跡に魅せられています。

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