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異様な奇岩怪石の「宇戸の庄」・出川哲朗の≪ヤバいよ!≫で注目!

一昨日、テレビ東京の≪出川哲朗の充電させてもらえませんか?≫では、
温泉天国“日田街道”をパワスポ宇戸の庄から131キロ!」という放送内容でした。

その「パワスポ宇戸の庄」とは、大分県玖珠郡玖珠町大字森、「神々が住む世界」がキャッチフレーズの、七福温泉「宇戸の庄」です。


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「テレビも携帯もない」という山間部で、隠れ里の雰囲気ですね。

番組の中では、不思議な巨岩が話題になっていました。まずは、この鬼の石臼


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まるで巨人が二段に載せたような構造ですね。節理と風化の産物にしては、上下が連続していないように感じます。


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次に話題になったのが、山の頂上に立つ、この立石。


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親指岩と呼ばれるだけあって、少し折り曲げた親指を、横から見た姿にも見えます。
高さは15メートルくらいありそうです。


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しかし、こんな奇妙なスタイルの巨大な立岩を見たことはありません。
しかも、最上部は人の顔のようにも見えます。


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ところで、番組中の映像には出たものの、話題にはなっていなかったのが、親指岩の下にあるこの岩です。


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甌穴のように見える、巨大な穴が穿たれています。


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単なる甌穴とは言えない巨大さで、人間がすっぽり入ります。直径は約70cm、深さは2mくらいはあるでしょう。


こんなものが、急流の岩盤にあるならともかく、一部が切り取られた形でぽつんと存在する理由は不明です。そもそもこのあたりに川と言えるほどの流れは見当たりません。

  ☆

この周辺は、耶馬渓をはじめ奇岩の多いエリアではありますが、ここはそれらとは一線を画す不思議な岩がいくつも存在します。

特に巨石信仰があるようには見えないのですが、山の神や水神は祀られているようです。
斜面を登って、鬼の石臼や親指岩の根本まで行けば、祭祀的な何かが残っているかどうか、わかるような気がするのですが・・・。
出川哲朗さんのテレビ番組を見て、「あの不思議な巨石の正体をくわしく調べてやろう」という、マニアックな方が出てこられることを期待するばかりです。

付け加えですが、下は山を一つ越えたところにある、東奥山七福神です。


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平成3年(1991)風速50メートルを超えた台風19号により、樹木に覆い隠されていた大石が突如として姿を現しました。
一本が5m~10mもある巨大な立石群です。ストーンサークル的な遺跡という声もあります。

この地域の不思議な巨石群が、単なる奇岩なのか、それとも失われた巨石文化なのか、興味は尽きません。


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sazanamijiro

Author:sazanamijiro
古代史マニアですが、特に自然神道期の多様な信仰遺跡に魅せられています。

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