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縄文女子vs埴輪ガール・美しき古代呪術を比べる

三内丸山遺跡の縄文時遊館に貼ってあったポスターです。


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というわけで、縄文女子と弥生ガールのどちらが売れっ子なのか・・・じゃない、縄文女子と埴輪ガールの芸術性を比べようというパクリ企画です(^_^.)

これはまた、東日本vs西日本の戦いでもあります。(ますます安易な物言いですが)

(下の『埴輪武装男子立像(挂甲武人)』が出土した群馬県太田市の方は、「僕たちは関西人じゃないんですけど」とつぶやかれたとは思いますが、まあアバウトなブログなのでご勘弁を)

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(ウィキペディアより)


というわけで、まずは大阪を中心とする埴輪群です。


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家形埴輪については、死者の霊が生活するための依代(よりしろ)という説と死者が生前に居住していた居館を表したものという説があるそうです。

また人物埴輪や動物埴輪などは、行列や群像で並べられており、葬送儀礼を表現したとする説や、生前の祭政(首長権継承儀礼)の様子を再現したとする説などが唱えられているそうです。
しかし、悪霊や災いの侵入を防ぐ役割だという気もしますが。



では次、東北地方・中部地方の縄文土器類


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ちなみに、縄文人と言えば小集団で野山を転々としながら、獣の肉や木の実をたべて細々と生きているというイメージもありました。
しかし三内丸山遺跡を見ると、何らかの行政組織なしにここの運営はできないだろうと思うような、巨大な建造物。


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ここでは三百人の集会ができるそうですが、会議なら司会や議長や提案者、その他さまざまなスタッフが必要です。
オモシロ演芸大会とかもあったりして(@_@;)


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さて、まったくちがう精神性がうかがえる対比でした。
どちらが素敵だったでしょうか?

縄文女子も埴輪ガールも、それぞれ魅せられる理由がわかるような気がします。単なるデザインでもアートでもなく、そして芸術であると同時に呪術でもある事は共通しています。

松本清張さんは、『断碑』という小説の中で、
つくられた物よりも、つくった精神のほうが常に深い
という含蓄のある言葉を残しました。遺物には、おそらく私たちの感じる以上に、複雑な観念が秘められているのでしょうね。

物理的なモノとして見れば、聖書も般若心経も単なる紙であり、字数や紙の質などを比較するしかありません。しかし大切なのはそれが象徴する精神性です。三内丸山の建造物を見れば、縄文人にも深い知性があったことは明確だと思います。古墳時代のインテリは、東アジアの祭祀思想を十分理解していた上で、ヤマト独自性を打ち出したと思います。


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はたして、縄文時代と弥生・古墳時代を担った人々の精神性は、本当のところ、何が違ったのでしょうね。


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コメント

ポスターなら縄文女子

いつも興味深い記事を載せて下さり、ありがとうございます。
講談社現代新書に、二人の学者さんがそれぞれ縄文時代と弥生時代について書かれておられます。それをつらつら読んでいると、縄文時代と弥生時代の明らかな境界はないようです。地域によっては混在しているところも少なくないとか。鉄器と青銅器の普及が時間的に逆転しているところもあったりだそうで、この手の話は難しそうです。
でも、ポスターの写真だけなら、愚生は縄文女子が好きです。南方系の顔は、短背、頬骨の出ない丸顔、目は二重瞼でぱっちりが特徴で、欠点は鼻が低い。対して、大陸系に近い弥生系は、高背、長頭、頬骨出ていて目は細く糸引きが特徴。
ポスターを見る限り、縄文女子に軍配が上がります。
けど、彼女らの多くは顔に呪術的な入れ墨があり、前歯を抜いたり削ったりしていたはずなので、ホンマもんに出会ったら怖いかも。

Re: ポスターなら縄文女子

> 講談社現代新書に、二人の学者さんがそれぞれ縄文時代と弥生時代について書かれておられます。それをつらつら読んでいると、縄文時代と弥生時代の明らかな境界はないようです。

確かにそうですね。縄文vs弥生という設定自体がイマドキあやしいと思います。まあ年末の紅白歌合戦では、どっちが勝っても何の役にも立たないのですが、とりあえず対抗戦にすると多少は盛り上がって、視聴率も上がるのでしょう。世間の人に興味を持ってもらうためには、とりあえず分かりやすく対抗戦形式にするのはありかなとも思います。

> でも、ポスターの写真だけなら、愚生は縄文女子が好きです。
なんか弥生女子の目つきが悪いような・・・。縄文をえこひいきしている側の研究者が作ったポスターかもですね。
全く別の比較写真では、どっちもアイドルっぽい顔でした(^_-)-☆

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Author:sazanamijiro
古代史マニアですが、特に自然神道期の多様な信仰遺跡に魅せられています。

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