fc2ブログ

記事一覧

何とも奇妙な「倶呂孫仏」の景観を考える!

27日の土曜日、奈良市都祁吐山町の不思議な光景を求めて、凍った林道を歩いてきました。国道369号線の「貝が平口」バス停から、西へ西へと1km近く歩き、さらに笠間川沿いの林道を数百メートル進んだ場所です。そして、目指す光景がこれでした。少し斜面を登ってみます。ここには祠も注連縄もなく、ただの風化地形と認識されているようです。事実、この近くの谷には、柱状節理の岩盤が見えています。しかしそれが節理と風化で、まる...

続きを読む

多羅尾岩洞山不動尊・不思議な造形の巨石文化

滋賀県甲賀市信楽町多羅尾には、多羅尾岩洞山不動尊という巨石信仰の場があります。(グーグル地図で検索可)下の大きな表示板から、南側へ小さな橋を渡り、緩やかな狭い道を上るのですが、橋の前後には車を停めるスペースが少しあります。橋を渡って200mほど歩き、狭いT字路を右に入るとすぐに登り口です。(表示は無し)そして荒れ気味の急な山道を15分ほど登ると、巨岩とお堂が見えてきました。巨大な岩々には、何とも言い難い...

続きを読む

巨石信仰、立神信仰と隠れキリシタンのミステリー

長崎県長崎市下大野町に、大野神社があります。社殿の左隅には、大野岳立岩神社と書かれた磐座がありました。ひょっとするとこれは辺津磐座で、山の上とか別の場所に巨大な磐座が立っているのでしょうか?さてここで特筆すべきは、境内から鳥居越しに見える、絶海の岩石孤島です。名前は小角力(こずもう)で、大型のマダイ、石鯛、イシガキダイがバンバン釣れる場所として、釣りマニアには知られています。近くの島には鳥居が見え...

続きを読む

知られざるストーンサークル(豊後高田)

大分県豊後高田市臼野の山中に、天祖神社(妙見社)と呼ばれるお社があります。(グーグルマップで検索可)その背後には、「妙見ストーンサークル」とも呼ばれる、あまり知られていない遺跡がありました。まずは、ちいさな道標をたよりに山道を進みます。これが拝殿。背後には岩も見えます。背後の巨石に回ります。草木で全容が分かりにくいものの、積み重ねた巨石をその一部として、ほぼ円形に岩が配置されているように見えます。...

続きを読む

福石観音・駅前通りの巨大な岩屋と縄文遺跡

福石観音(ふくいしかんのん)は、長崎県佐世保市福石町にある、真言宗智山派の仏教寺院です。だいたいこのブログのネタは、細い林道の先からさらに登山などという厳しい立地が多いのですが、ここは真逆です。佐世保駅前からバスで5分、「福石観音前」で下車すれば徒歩一分で境内という、極楽立地!お堂の周囲には、巨大な岩盤が迫っています。まずは向かって右側。本堂の背後は、垂直の巨大な岩盤です。和銅三年(西暦710年)行基...

続きを読む

正現嶽ノ森稲荷神社の不思議な磐座群

JR佐賀駅から北へ7~8㎞、佐賀平野が脊振山地に接するところに、徐福長寿館がありました。このことは、前回記事に書いています。そしてその背後にそびえるのは、標高501.7mの金立山(きんりゅうさん)。秦の始皇帝の命を受けた徐福が、不老不死の薬求めて辿り着いた霊山との伝承があり、山頂部に巨大な磐座があったのです。頂上近くまで細い車道が続いているということで、レンタカーで登り始めました。ところが山から徒歩で降りて...

続きを読む

秦の徐福伝説(佐賀)と巨石文化

鳥羽一郎さんの『徐福夢男~虹のかけ橋~』という歌をご存じでしょうか。♪~まぼろしの まぼろしの不老長寿の 薬を求め蓬莱めざして 船出した三千人の 大ロマン一つに束ね 舵をとる徐福 徐福~この歌の作詞は、なんと星野哲郎さん。『兄弟船』と同じです。さらにこれは、佐賀県の徐福さん一座。舞台では、秦の始皇帝との掛け合いもあるのでしょうね(^^♪・・・というわけで、今回の話題は「秦の徐福」です。『史記』巻百十八「淮南...

続きを読む

大地震のよもやま話 その②

またまた、ブログのテーマとは無関係の記事で、ご批判覚悟で書かせていただきます。興味のない方は、スルーしていただけると幸いです(^^♪ではまず、下の写真をご覧ください。数百人が避難所生活を送っていた、某小学校のトイレです。避難所の現場を知ってる方なら、すぐにいろんなことが脳裏に浮かぶと思います。・断水でトイレの水が流れないから、バケツの水で代用してるんだな。・この水はボランティアが運んでいるんだろうけど...

続きを読む

大明神岩(淡路市)・壮大な巨石群と立石

昨年末(12/19)の記事で、藤本浩一さんの『磐座紀行』を偲びました。この本のP.188に、到達するには「案内者がないと困難である」と書かれた磐座があります。その名は『大明神岩』。現在では、グーグルマップで「兵庫県淡路市室津 明神さん」と検索すると、位置が表示されるようになっています。現地に行くと、県道463号線のこんな場所から、緩やかな坂道をたどり、山道へと入ります。登り口には、こんな鳥居がありました。けっ...

続きを読む

大地震のよもやま話

この記事は、いつもの伝統信仰とは全く違う内容ですので、テーマに興味がある方だけお読みいただけると幸いです。なお、本来の記事については、あす7日早朝にアップします。・・・で、阪神淡路大震災の時の話題です。下は、平成7年1月17日の大震災で焼失した、神戸市長田区の菅原市場。数日後にボランティアでここを通った時、30名ほどの疲労困憊の自衛隊の皆さんが、足取り重く隊列を組んで、帰路につかれるところに出会いま...

続きを読む

プロフィール

sazanamijiro

Author:sazanamijiro
古代史マニアですが、特に自然神道期の多様な信仰遺跡に魅せられています。

フリーエリア