fc2ブログ

記事一覧

封印された?日本の古代巨石文化

イギリスのストーンヘンジといえば、日本の観光客にも人気のある先史時代の遺跡です。ロンドンから西に約200kmのイギリス南部・ソールズベリーから北西に13km程に位置する世界文化遺産で、円陣状に並んだ直立巨石とそれを囲む土塁からなり、紀元前2500年から紀元前2000年の間に立てられたと考えられています。フランス北西部、ブルターニュ地方のカルナックにある巨石遺構もよく知られています。その他、世界には様々な巨石遺構・...

続きを読む

車折神社『清めの社』・超絶パワースポットと上賀茂神社立砂

前回は嵐電帷子ノ辻駅と有栖川駅周辺を紹介しました。本日は有栖川駅のお隣、車折神社駅の案内です。駅の隣は、そのまま車折神社の境内です。ここは芸能神社で有名ですね。昭和の昔には、千社札やステッカーがびっしり貼ってあったものです。これはこれでなかなか味わい深いものでした。この車折神社の正式な参拝順序は、ホームページによると次の通りです。『手水舎』で手と口を清める。    ⇓『祈念神石(きねんしんせき)お...

続きを読む

大魔神と垂水山古墳と神の木神社・知られざる京都案内

京福嵐山本線(嵐電)「帷子(かたびら)ノ辻」駅から続く大映通り商店街。よく見ると、道路が映画のフイルムになっています(^^)/ここに、こんな案内板がありました。やりたい放題の悪徳代官などが、巨大な大魔神にコテンパンにされる大魔神シリーズの映画ですね。少し先の、スーパーの前に大魔神様がおられました。映画上の大魔神に比べると中途半端な大きさですが、それでも迫力十分です。ただ、制作した映画会社の大映は、角川...

続きを読む

太郎坊宮や石割神社の巨大割目とモンゴル・バリ島との不思議な関係

前回は、茅の輪くぐりや胎内くぐりなど、穴を潜るという宗教的観念についての記事でした。これらは本来、大地(地母神)の子宮から再生するという意味だと思います。一方、穴ではなく狭い隙間を通り抜けるという巨岩もしばしば見かけます。典型的なのが、滋賀県東近江市小脇町の太郎坊宮です。この太郎坊山は赤神山とも言い、大昔から「神様の山」「天狗が住む山」「修験道修行の霊山」とされてきました。祭神は「正哉吾勝勝速日天...

続きを読む

稗田野神社の「石の環」・古羅漢と韓竈神社にも共通する再生呪術とは?

亀岡市ひえ田野町の稗田野神社(ひえだのじんじゃ)は、がん封じでも知られる古社です。これは「癌封治瘤の木」です。「癌封治瘤の木」→「石の環」→「御本殿」→「気力の石」→「幸魂奇魂の魂石」という癌封治参拝順路があるそうで、アフラックだけでは不安な方はぜひどうぞ(^^♪神社庁HPには、稗田野神社についてこんな由緒が書かれていました。約3000年程前にこの地に住み着いた祖先の人達が現在の社殿の裏にある土盛りの処で、食...

続きを読む

金山彦・金山媛神社と巨大な銅鏡の謎

大阪府柏原市大字青谷の金山彦(かなやまひこ)神社です。ここは金山毘古神を祀る式内社で、製鉄の守護神として知られています。まさに「鉄は国家なり」で、古代には権力の源泉だったきわめて重要なお社です。平成10年には、ここで古代たたらを復元して、製鉄と刀鍛冶の実験が行われていたことが分かります。おや、どうもここは、宮司様が猫のようで・・・さらに斜面を登っていくと、雁多尾畑にはペアである金山媛神社が鎮座。社...

続きを読む

天孫降臨神話はこっそり改ざんされていたのか?

天孫降臨神話の舞台とされる、南九州は霧島の高千穂峰。霧島神宮からもよく見えます。そもそも天孫降臨(てんそんこうりん)神話とは、邇邇藝命(ににぎのみこと)が天照大御神の神勅を受け、葦原の中津国を治めるために、高天原から筑紫の日向の襲の高千穂峰へ天降(あまくだ)ったことをさします。天皇による統治権の正当性を語る、政治神話としての日本神話では、最も重要な部分といえます。さて、霧島神宮が元々鎮座していたの...

続きを読む

加賀の旧潜戸・死者の積石を考える

加賀の潜戸には、全く異なる二つの洞窟があります。そのひとつは前回記事にした「新潜戸」。そしてもうひとつが「旧潜戸」です。すぐ近くにありながら、「新潜戸」は太陽神誕生の光り輝く洞窟であり、「旧潜戸」は死者の眠る暗い洞窟という、正反対ともいえる見事な対比がありました。旧潜戸へは、遊覧船がすこし離れた桟橋に着くため、上陸してトンネルを通ります。長いトンネルを歩くと、何とも畏怖感のあふれた旧潜戸です。かつ...

続きを読む

加賀神社・潜戸の太陽神とクリスマスの起源

出雲国風土記に記される『加賀神社(かかじんじゃ)』は、島根県松江市島根町にある静かなお社です。実はここに、大変重要な由緒がありました。別名を潜戸大明神と呼ばれるように、もとはこの洞窟に鎮座していたのです。ここは加賀の潜戸(くけど)です。この鳥居の場所で生まれたのは「佐太大神」で、その母神である枳佐加比売命(きさかひめのみこと)を加賀神社が祭ります。『出雲国風土記』の「加賀の神埼」には、こんなことが記さ...

続きを読む

雲岩寺・雲が岩になったという伝説の巨石・磐座

京都府の与謝野町岩屋の山中にある雲岩寺(雲厳寺・うんがんじ)には、文殊菩薩を警護する毘沙門天の乗ってきた雲が岩になったという不思議な巨石があると聞きました。さらに岩屋という地名がある以上、洞窟信仰があるのでしょうか。これはもう、現地へ行って確かめるほかはありません(^^♪五来重さんは、『石の宗教』(角川書店)のなかでこう書かれています。現代の日本仏教というのは、日本人の民族宗教と庶民宗教が、未分のまま...

続きを読む

プロフィール

sazanamijiro

Author:sazanamijiro
古代史マニアですが、特に自然神道期の多様な信仰遺跡に魅せられています。

フリーエリア