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記事一覧

伊勢外宮と謎めいた巨大石室

前回の記事は、外宮のパワースポットとして知られる『亀石』に穿たれた盃状穴についてでした。今回はその続きです。下宮と古墳と亀石に関する推理を進める前提として、まずは『亀石と巨石信仰』&『古墳と神社』についての基本的な実例をあげておきたいと思います。亀石とは何か?亀石と言うと、特に神聖感というより、「亀はおめでたい生き物だからなあ」程度のイメージしか湧かないのが普通だと思います。しかし実際には、祭祀の...

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伊勢神宮の怪

伊勢神宮の2つの正宮のうち、外宮は豊受大神宮(とようけだいじんぐう)ですね。伊勢市駅から外宮までは、レトロな建物を見ながら歩きます。内宮に比べると、素朴でのんびりした雰囲気です。神域に入ります。古殿地が広々としています。現在の正宮です。ここから先は撮影禁止ですね。  ☆さて、古殿地の南側にある、三個の石を重ねた石積を「三ツ石」と呼びます。近年のパワースポットブームで人気が高まり、岩に直接手を触れたり...

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オンリーワンの不思議な神社いろいろ

前々回の記事では、「磐座・磐境などにも、あるいは津々浦々の神社そのものにも、ひと口ではまとめられない多様な出自や属性が潜んでいるのかもしれませんね。」という言葉で締めくくりました。神社に関わる構造物や風習も、本来は多様でした。今でも、ほぼそこにしかない特殊なものがよく見られます。  ☆八倉比売神社(やくらひめじんじゃ)は、徳島県徳島市国府町矢野にある神社です。社殿裏手100mほど奥に、五角形の磐座...

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『天の岩船』の新たなる発見

岩船・磐船について記事にしてきましたが、改めて写真を見ていると、たいへん重要なことに気がつきました。① 船がいずれも神聖な山の斜面にある。② 船首がその山の頂上方向を向いている。③ 川や谷をさかのぼった場所など、水辺に位置する。これがもし事実なら、たまたまそこにあった岩が船に似ていたから船岩と名付けられた、という単純なものではなく、人工的に配置されたことになります。これらは古代の祭祀にかかわる巨石遺...

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中之嶽神社(妙義山)・巨大なヒトガタに思う事

ヒトガタの巨石をご神体とする自然信仰のお社はいくつもあります。そして、群馬県下仁田町の中之嶽神社。妙義山の南麓に鎮座し、轟岩(とどろきいわ)をご神体とする巨岩信仰の神社です。どの案内をみても、翼を持った鳥の形に見えるそうで、この鳥は八咫烏であるともされているそうです。しかし私には、背中合わせに立つ二人のヒトガタに見えます。神社の前には、日本一大きい金色の大黒像(高さ20m、重さ8.5t)が目立ちます。大...

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プロフィール

sazanamijiro

Author:sazanamijiro
古代史マニアですが、特に自然神道期の多様な信仰遺跡に魅せられています。

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