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記事一覧

天狗岩窟・圧倒的な神秘感に日本の聖地を見る

前回に続き、三重県尾鷲市、天狗倉山の険しい山中にある岩屋堂(天狗岩窟)です。参道入り口はここです。廃屋の横を通り、熊野古道風の山道を登ります。そして、こんな岩屋に到着。『西国三十三所名所図会』に「天狗岩窟」として紹介される岩屋堂は、かつて西国三十三所の巡礼者が馬越峠を越えてお参りし、旅を続けたところです。馬越峠はまた、世界遺産熊野古道の伊勢路でもあります。かつては山岳信仰に基づく厳しい修験道も盛ん...

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天狗倉山の岩屋堂(天狗岩窟)・厳しい自然に祈りを重ねた感動の聖地

三重県尾鷲市、天狗倉山の険しい山中に、巨大な岩屋があります。下は、この岩屋の中に置かれていた、プラスチックケースの中の資料です。(尾鷲観光物産協会発行)これによると、『西国三十三所名所図会』に「天狗岩窟」として紹介される岩屋堂は、かつて西国三十三所の巡礼者が馬越峠を越えてお参りし、旅を続けたところです。馬越峠はまた、世界遺産熊野古道の伊勢路でもあります。かつては山岳信仰に基づく厳しい修験道も盛んでし...

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高天彦神社・実在した『高天の原』の至高神とは?

記紀神話が書かれた最も大きな目的は何か?それは、天皇家の統治権の起源や由来を示すものでした。そしてその核心部は、言うまでもなく天孫降臨神話です。天孫降臨神話とは、最高神である天照大神の孫、瓊瓊杵(ニニギ)尊が高天原から葦原中国へ降臨するストーリーです。ところが原典の『日本書紀』を読む限り、それを命じた主役は天照大神ではなく、むしろ高皇産霊神(たかみむすびのかみ)でした。高天原における最高の司令塔は...

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青倉神社(再訪)・巨石神像と目薬の流れる滝

兵庫県朝来市、青倉山中腹の斜面に鎮座する青倉神社です。。久しぶりに参拝しましたので、これから行ってみたいと思われる方にもわかりやすいよう、詳しく紹介したいと思います。  ☆国道312号線を走っていると、JR播但線の青倉駅前に、こんな鳥居があります。このすぐ横から、県道526号線に入って東へと向かいます。しばらくは、こんな自然豊かな田園地帯を快調に走ります。そのうち道は細くなり、離合困難な場所も出て...

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阿智神社と倉敷美観地区・神仙蓬莱様式の磐座とは?

「倉敷美観地区」といえば、倉敷川沿いのレトロモダンな風景が人気の、日本を代表する観光地のひとつでしょう。白壁の蔵屋敷、なまこ壁、柳並木の風景などが立ち並ぶ落ち着いたたたずまいは、外国人観光客にも人気が高いようです。これはアイビースクエアところが、その美観地区のど真ん中と言ってもいいような場所に鶴形山という小さな山があり、その上に鎮座する阿智神社境内には、日本一古い蓬莱様式の磐座があるというのです。...

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鵜戸神宮・華麗なる神秘の洞窟信仰と龍穴

鵜戸神宮(うどじんぐう)は、宮崎県日南市にある神社です。創祀の年代は不詳ですが、古代以来の海洋信仰の聖地とされます。社伝によれば、本殿の鎮座する岩窟は豊玉姫が「日子波瀲武鸕鷀草葺不合尊(ひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと)」を産むための産屋を建てた場所で、その縁により崇神天皇の御代に上記6柱の神を「六所権現」と称して創祀され、推古天皇の御代に岩窟内に社殿を創建して鵜戸神社と称したと伝えられていま...

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知られざる巨大磐座・白岩神社(養父市)の謎

昭和39年の神戸新聞に載った、現兵庫県養父市の建屋(たきのや)のひもろぎ関連遺跡を求めて、建屋川沿いを探すうち、道路地図に「白岩神社」をみつけました。実は事前調査でこのお社の検索をしていたのですが、まったく詳しい情報はありませんでした。多分何も特徴のない、めだたないお社なのでしょうが、ひょっとすると小さな白い磐座でもあるかもしれません。とりあえず寄ってみる事にしました。県道70号線を大坪で西へ折れ...

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養父市の知られざる巨石磐座信仰・酒井勝軍【日本のピラミッド】の時代に忘れられたもの・・・その2

昭和39年10月18日、神戸新聞には次のような記事が載りました。建屋のひもろぎ群 ・・・巨石建造物の面影を探る・・・伊藤三武郎この記事から、少し抜粋します。・・・ここで申し上げたいのはこの山の持つ秘密である。建屋には珍しい手置帆負彦狭知命(たおきほおひこそじりのみこと)をまつる神社がある。今で申すなら建設省の大臣というべき職掌の神名で、無論記紀にも伝えられている。私は建屋の谷にこのお宮がある事は但...

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建屋の知られざる巨石建造物・酒井勝軍【日本のピラミッド】の時代に忘れられたもの・・・その1

先日も載せた、兵庫県朝来市の金梨山大権現です。下の写真で、右の岩壁と地面の境を見ると見事に一直線です。人工的に整えられたと思います。そして、一か所だけに差し込む、白い鳥のような日光。これが太陽の移動に伴って徐々に壁面を移動するのですから、不思議としか言いようがありません。真っ白な『天の鳥船』が、特定の日時に岩窟内の特定の場所に到達する・・・などと勝手な妄想をするのですが、いずれにしろきわめて神秘的...

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浅山不動尊と神秘の洞窟・滝行で精神病は治るのか?

前回の続きです。丹波市の県道7号線を東へ折れ、283号線を進むと、香良病院を過ぎたところでこんな案内標識がありました。そのまま進むと駐車場があり、岩瀧寺の山門がありました。これは境内から逆に見た門ですが、歴史を感じるごく自然な風情です。しかし実は、石段から山門にかけて東宝映画の撮影に使われ、生田斗真演じる光源氏がこの石段を駆け上がっていくシーンがありました。その時に、もともと存在しなかった扉と両脇...

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プロフィール

sazanamijiro

Author:sazanamijiro
古代史マニアですが、特に自然神道期の多様な信仰遺跡に魅せられています。

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