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記事一覧

死霊の恐山と縄文遺跡と神体山

今日は、この山について、改めて考えたいと思います。イタコの口寄せで亡くなった人に会えるという、青森県は下北半島の恐山です。なぜここを再考するかというと、ごく最近、こんな記事を目にしたからです。  ☆青森県企画政策部が運営する『縄文ファン』というホームページがあります。NHKスペシャル「街道をゆく」等を制作された番組プロデューサー、菊池正浩氏は、『第5回 縄文列島のワケ 2009年7月15日』というタイトルで...

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よく考えると不思議な「お旅所」という存在・陽夫多神社と大宮売神社

陽夫多神社(やぶたじんじゃ)は、三重県伊賀市馬場にある延喜式内社です。ここへ初めて参拝した人が驚くのは、あまりにも大きくオープンな拝殿ではないでしょうか?百人、二百人が余裕で入れる舞台仕様で、本来何のためにこれほどの規模の建物が作られたのか不思議です。階段を上ると、やはり広々とした幣殿・本殿。あまりに祭神が多いのは、合祀を繰り返した結果でしょうか?陽夫多神社のお旅所とは・・・さて、境内をいったん出...

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美しき白色磐座と箆取神社と大本教・倉敷に残る神秘のお社 その③

麓に神秘的な巨石信仰の残る箆取神社(へらとりじんじゃ)の続きです。本殿やその周囲にも、きっと謎めいた信仰対象が秘められているはずだと確信して、奥へと進みました。これが、長い回廊に導かれた本殿です。箆取神社については、ウィキペディアにこう書かれています。祭神豊玉姫命(とよたまひめ)大綿津見命(おおわたつみのかみ) - 海神也玉依姫命(たまよりびめ)神使七十五社眷族 - 霊狐箆取神社は水島地域西部の連島町(...

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玉姫社の巨石と箆取神社・倉敷に残る神秘のお社 その②

前回の続きです。これは、箆取神社の山麓で見つけた、二つ目のお社です。横から見ます。下部が浮いていて、どうも不自然な板石です。人工的な設置かもしれません。そして、上から見ればL字型になった中央部に、祭祀場らしき石積がありました。不思議なことは、鳥居前に玉姫玉取社という標柱があるのに、祭祀場には一明神玉姫社と掘られた案内板がある事です。いったいどちらが本当の神社名なのでしょうか?こんなこともあるためか...

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玉姫明神と箆取神社・倉敷に残る神秘のお社

美観地区が観光客に人気の岡山県倉敷市。意外なことに倉敷周辺には、起源さえ明確でない知られざる古社がたくさんあります。本日紹介するのも、そんなお社のひとつです。  ☆箆取神社・・・さて、なんと読むでしょうか?「へらとりじんじゃ」という不思議な名前なのですが、大平山の中腹にあって、長い回廊や夫婦岩などがある興味深いお社です。細い道をたどれば社殿直下まで車で行けるのですが、地元の氏子さんでもなければ、実...

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観音寺の絶景・玉野市の守護神は屋根を圧する巨石群でした

下の画像をご覧ください。以前、このような写真を一度見てから、どうしても訪ねたいと思っていました。古くからの巨石・磐座信仰がありそうなのに、なぜ神社ではなくてお寺なのか?そしてここには、いったいどんな由緒があるのか?  ☆このお寺は、岡山県玉野市の広昌山 観音寺です。 玉野市の市街がぎりぎりまで迫り、住宅街の狭い道路の先に石段が見えます。石段を上ると、この不思議な景色が現れました。神社の裏にご神体の岩...

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川嶋ノ宮八幡神社・倉敷に残る神秘のお社

倉敷駅の北西、イオンショッピングセンターが見える高梁川の堤防を走っていると、大変気になる景色を発見しました。川向こうに、こんもりと均整のとれた里山があり、どうも参道の石段らしきものが頂上付近まで続いています。しかも山には岩があちこちにあるようです。見る角度が変わると、均整の取れた二つの山がうまく重なっています。神々の聖なる山らしき雰囲気です。さらに望遠で見ると、中腹に洞窟らしきものまで見えています...

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建国記念の日・神武東征と幻の東京オリンピックと日本の原始信仰

おきよ丸とおきよ石の謎神武東征の途中、大阪湾に上陸した神武天皇軍は、最強の敵であるナガスネヒコ軍に行く手を阻まれ、退却します。その戦闘を記念した石碑が、春日神社の境内に立っていました。そして本殿横には、『おきよ石』なる不思議な岩が祀られていました。宮崎県の美々津には、神武天皇出航伝説にかかわる「おきよ祭り」があります。何か、関係があるのでしょうか。そこで、『おきよ石』の土台をよく見ると、その由来が...

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建国記念の日と神武天皇・新たな視点で謎に迫る

明後日は、建国記念の日です。ではそもそも建国記念の日とは、いったい何なのでしょうか?これは、日本神話における初代神武天皇が、奈良の橿原宮で即位した日とされています。ただし、神話上の神武天皇は紀元前711年に生まれ、紀元前585年に127歳で亡くなったとされますから、その年齢だけ考えても単純な史実とは考えられていません。(ウィキペディアより)しかし、邪馬台国東遷を反映している神話だと考える説などもあり、いっ...

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人面岩あるいは神面岩という原始信仰の驚異

山南町にひっそりと鎮座する一の宮神社。その背後の山林の中に、不思議な巨石が立っていました。私にはどうしても、片目の神様の顔に見えますが、いかがでしょうか?ちなみに、片目の神様の存在は、柳田国男がたくさんの事例を挙げています。下は、滋賀県甲賀市の新宮神社です。ばくち岩を下から見上げると、あごの部分もはっきりとわかります。  ☆さて、私は何度かここへ来ていますが、今回初めて分かったことがあります。それ...

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プロフィール

sazanamijiro

Author:sazanamijiro
古代史マニアですが、特に自然神道期の多様な信仰遺跡に魅せられています。

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