FC2ブログ

記事一覧

死と隣り合わせの聖地、最も危険な絶景とは?(総集編②)

このブログを見て興味を持ち、実際にその神社仏閣を訪問される方が時々おられます。「雰囲気や魅力が、拙い写真と文でも伝わったんだあ~(^_^)/~」と嬉しいかぎりですが、安易に行けばけがをしそうな№1~3を紹介します。(もちろん私の知っている範囲ですが。)まずは大阪府交野市私市の磐船(いわふね)神社です。2014年9月20日、42歳の女性が岩窟内で頭を打って倒れているのが見つかり、搬送された病院で死亡が確認されました。...

続きを読む

神の座す洞窟の絶景とは?・総集編①

毎回バラバラなテーマで記事を書いてきましたが、新たな写真もできるだけ混ぜながら、しばらくは領域ごとにまとめたいと思います。まずは、洞窟の信仰です。  ☆野本寛一先生は、一定期間、空洞状の場に籠ることにより、喪失した生命力・霊力を復活再生させることができるという信仰は、わが国の民俗文化に多くの例を見ることができる。と書いておられます。ただし、それは人間だけでなく、神の再生にも関係します。天の岩戸神話...

続きを読む

蛭子(ヒルコ)・海に流される神の真実

淡路島の最北端エリアに鎮座する岩樟神社(いわくすじんじゃ)の祭神はイザナギ、イザナミ、そしてこの二神より生まれた蛭子(ひるこ)の三柱です。この赤い社殿は恵比須神社で、その横を通り抜けていくと、岩樟神社があります。背後に高さ十数メートルの岩壁があり、そこに岩楠神社が祭られています。この洞窟は、昔52mの奥行があったのですが、現在では高さ1m60cm 幅1m10cm 奥行3mとなり前面の左右に上古の祭壇の跡があります。そ...

続きを読む

白鬚神社・倭姫命が創建した近江の厳島

滋賀県高島市鵜川に鎮座する白鬚神社(しらひげじんじゃ)は、全国にある白鬚神社の総本社とされています。祭神は猿田彦命で、社伝では垂仁天皇(第11代)25年に倭姫命によって社殿が建てられたのが創建だとされる古社です。社殿背後の山は、神体山の鈴隈山で、頂上部には磐座があるそうですが、禁足地だと聞きます。しかし、山麓部分にも、こんな磐座がありました。あまりに白い巨岩で、周囲に同質の岩はありません。どこからか運...

続きを読む

大老・井伊直弼暗殺で鮮血をにじませた巨石の崩壊とその謎に迫る!

滋賀県彦根市沖の琵琶湖に浮かぶ神秘の島、多景(たけ)島。実は去年、巨大立石が崩壊し、湖底に沈みました。ありし日の、堂々として屹立する立石の姿がこれです。多景島の周囲には、不思議なことに奈良時代から江戸時代にかけての大量の遺物が沈んでいることがわかっています。弥生時代から島そのものを御神体として崇められてきたともいわれ、島の神に対する祭祀が長期間行われていたことは確実です。とりわけ、島の祭祀の中心と...

続きを読む

宗像大社・厳島神社・美保神社・島大國魂神社・津島神社に秘められた直線の謎

昨日の続きです。1年でたった2日しか営業しないJRの駅と、やはりたった2日しか通れない橋がこれでした。(三豊市観光交流局様より)ここは、香川県三豊市三野町の津嶋神社です。風光明媚な瀬戸内海に浮かぶ津島には、素盞鳴命(すさのおのみこと)を祀る本殿、幣殿、拝殿、神饌殿、社務所、守札授与所があります。江戸時代から子どもの健康と成長の守り神として信仰が厚いのですが、この島へ渡れるのは毎年8月4、5日の夏季例大祭の時...

続きを読む

1年でたった2日しか営業しないJRの駅、そしてスサノオ!

「1年でたった2日しか営業しないJRの駅。そのワケとは?」という記事が、24日付の日刊SPAで配信されていました。その駅とは、香川県三豊市にある「津島ノ宮駅」で、神社の祭礼がある毎年8月4日と5日の二日間だけ列車が停車します。普段の様子がこれです。記事を書いた記者さんによると、3両編成の列車は通勤ラッシュ時の埼京線を思わせるほどの大混雑なのだそうです。ではなぜそんなに混むのか?それは、沖合い250mに浮かぶ...

続きを読む

熊野の原始信仰とイザナギ・イザナミとシャーマン

イザナギ・イザナミシリーズの続きです。何度も同じ地図で恐縮ですが、『古事記』と『日本書紀』に明記されている、いわばお墨付きのあるお社四社と、日本で唯一「イザナミ」を社名とする式内社を一社加えると、こんな配置でした。黄色・・・・・淡路島・伊弉諾神宮オレンジ色・・比婆山久米神社ピンク色・・・多賀大社 (あずき色は、多賀大社奥宮)緑色・・・・・花窟神社紫色・・・・・伊射奈美神社このうち、本日は熊野エリア(...

続きを読む

巌龍神社・鵜戸神宮・出雲大神宮・神宿る「奇しき岩」とは?

柳田国男は、日本固有の信仰が奇(く)しき形の巖石の上において成長したと書き記しています。その「奇しき岩」にはいろいろな意味があるのでしょうが、奇妙な模様や形の岩が磐座などとして祀られている例はたくさんあります。その一つは、岩手県遠野市小友町の巌龍神社です。ここ巌龍神社では、巨大な岩塔のように岩肌がむき出しになった、高さ54mの「不動巌」をご神体、ご本尊としています。この不動巌には、昇竜を感じさせる不思...

続きを読む

まばゆく光る弥生銅剣と美しき縄文土器に魅せられました

この大量の銅剣をご覧ください。これは、島根県出雲市斐川町神庭の荒神谷遺跡(こうじんだにいせき)から出土した銅剣です。もちろん銅ですから、実際に出土したのは下で、上の銅剣は新品レプリカです。真新しい10円銅貨と、古くなった10円銅貨の差ですね。次は、一緒に出土した銅鐸群。出土時はこの色。これが、できた時はどんな色だったかというと・・・・スゴイですね。単なる金色でもない、なんとも艶っぽい反射光は、さぞ...

続きを読む

プロフィール

sazanamijiro

Author:sazanamijiro
古代史マニアですが、特に自然神道期の多様な信仰遺跡に魅せられています。

フリーエリア