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記事一覧

雙栗天神社・観光客の知らない京都へ! その③

雙栗天神社は、おそらくほとんどの方にとって読み方すらわからない、聞いたことのないお社だと思います。読み方は、「さぐりてんじんじゃ」で、京都市から東南方向、大津市に接する宇治田原町大字岩山に鎮座しています。急な斜面に、大きな磐座が祀られているお社ということで、訪問しました。  ☆宇治田原町は、「宇治茶」の主要な産地のひとつで、江戸時代に永谷宗円により青製煎茶製法が開発されたことから「日本緑茶発祥の地...

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神武天皇の東征伝説と聖なる亀石

神社仏閣の境内などに、亀石と称する岩がしばしば置かれています。その亀石を見ても、「鶴は千年亀は万年」で、まあおめでたい生物だからな、なんて思う程度だと思います。これは飛鳥の亀石です。謎めいた巨石ではあるものの、面白い岩があるものだ、程度にしか思われていないと思います。しかし、なぜこんな山の中にと思う、不思議な亀石もありました。兵庫県たつの市、井関三神社の奥宮に近い深い山中にある亀石です。その奥宮に...

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空海の岩屋寺と岩屋観音と人面岩

和歌山県田辺市の岩屋観音は、奇観を呈するひき岩群の中にある寺院でした。人の顔のような穴が開く岩壁の下に、大きな庇状の半洞窟があり、そこにめり込むように観音堂が建てられています。目や口のようにも見える穴は、修行の場だったのでしょうね。(ここはかなり重要だと思うのですが、その理由は後ほど。)この裏山一帯に石仏があり、それぞれ西国霊場の名前がついています。特にひき岩群の眺めの良い13番付近まで行くことにしま...

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岩屋観音と秋葉神社・ひき岩の奇観と絶景

和歌山県田辺市稲成町に、ひき岩という景勝地があります。ここは東西1.5km、南北1kmにわたっていくつもの岩山が並んでおり、それぞれ片面の斜面がなだらかになっているので、ヒキガエルがたくさんいるように見えるための名称だそうです。田辺市中心部から、県道208号線を北に走ると、その岩山の一部が見えてきます。その一角、急な坂道を10分ほど上った所にあるのが、岩屋山観音寺です。浸食された大きな庇の下に、観音堂が建って...

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断崖絶壁の龍王神社・アメリカ村とアコウの巨樹と

アメリカ村・・・京阪神の人間にとって思い浮かぶのは、かつて若者文化の発信地としてブレイクした心斎橋付近のアメリカ村でしょう。しかし同じアメリカ村というのが、和歌山県日高郡美浜町の海岸沿いにもあり、そこには龍王神社があります。心斎橋のように若者が多い観光地かと思っていたら、普通のひなびた漁村でした。  ☆県道沿いに、日の岬を含めた広域案内板はありました。しかし一歩集落へ入れば、古い港町特有の迷路のよ...

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伊根の舟屋と立神・日本のアトランティス伝説を追って (シリーズ最終)

大地震で一夜にして沈み、高い山の頂だけが残ったという冠島伝説の最終記事です。立神岩という共通点冠島の写真でどうしても気になるのが、冠島の海中に立つ「立神岩」です。実に100m近い高さなのだそうです。以前の記事で、鹿児島県の立神岩を紹介しました。屋久島にもあります。どうも立神岩信仰は、南方系の海人文化のようなのです。伊根の舟屋さて、独特の景観が人気の、伊根の舟屋。下は、昔の写真ですが、どうも日本という...

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医王岩・箕面の巨人像

(冠島の話題はお休みさせていただきます。)大阪府箕面市白島、医王山薬師寺から北へ山道を300mほど、ため池をいくつか見ながら登ります。樹林下の暗い山道をしばらく進むと平坦な場所に出ますが、そこにあるのが、ヒト型にもみえる巨大な医王岩です。樹木が繁茂して見にくくなってきましたが、高さ25mの3層に重なった巨岩です。最上部の岩は、二段目までと角度が違うせいか、なんとなく人の頭のようにも見えます。背後の斜面から顔...

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秦の徐福と浦島太郎と冠島・日本のアトランティス伝説を追って その②

舞鶴のはるか沖合に見える冠島は、大宝元年(703年)に沈んだ幻の台地「凡海郷(おおしあまごう)」の高山の頂と伝えられており、いわば『日本のアトランティス』の一つです。それは単なる伝説なのか、それとも歴史的事実なのか、今日はその痕跡を探す旅の続きです。アンジャ島昨日は、「失われた冠島」の痕跡を求めてアンジャ島へ行ったところまででした。現在この島は、漁港の細い陸地でつながっていて、車で直前まで行くことができ...

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失われた冠島とアンジャ島・日本のアトランティス伝説を追って

京都府舞鶴市の中心部から、府道21号線を北に走ると、舞鶴自然文化園を過ぎるころに日本海の視界が開けてきます。展望台の駐車場に立ち寄ると、こんな説明板が設置されていました。はるか沖合に見える冠島は、大宝元年(703年)で沈んだ幻の台地「凡海郷(おおしあまごう)」の高山の頂と伝えられており・・・そう、ここが『日本のアトランティス伝説』の一つ、冠島なのです。(以前、穴観音の記事で触れました。)望遠で撮ります。いっ...

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ナニコレ珍百景とお稲荷さんと笠地蔵

青森県つがる市の高山稲荷神社は、緑の中に連なる朱の鳥居で有名です。昨夜、朝日放送の『ナニコレ珍百景』で、このお社が登場しました。しかし、鳥居が美しい神社として紹介されたのではありません。テーマはこれです。つまり、お稲荷さんの狐がずらっと並ぶ景観が紹介されたのです。私もここへは行きました。たしかに、大小さまざまな狐がずらっと一列に同じ方向を向いて並ぶ姿は、一種異様な畏怖感がありました。しかし、以前に...

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プロフィール

sazanamijiro

Author:sazanamijiro
古代史マニアですが、特に自然神道期の多様な信仰遺跡に魅せられています。

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