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記事一覧

新説・空海も最澄も実在しなかった?

弘法大師空海と伝教大師最澄なくして、現在の日本仏教はありません。にもかかわらず、「空海も最澄も実在しなかった!!」などというと、「悪いことは言わん、いい病院紹介するから、一度診てもらった方がいいよ」と心配されそうですね。  ☆昨日、百済の渡来人に関わる石塔寺の三重石塔から真西へ線を引くと、比叡山延暦寺を通って、遠く韓国の光州、つまり旧百済に達することを示しました。そして光州を代表する仏教道場の証心寺(...

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太郎坊山・紅かす山・石塔寺に秘められた謎を考える

石塔寺シリーズの第三回です。まず今までの要点を、できるだけ実名を入れてまとめます。滋賀県東近江市に、太郎坊山という秀麗な神体山があります。その太郎坊宮は、日本古来の原始信仰・神体山信仰を今に伝える稀有なお社です。数日前にも、「オリンピック金メダリストがお参りする神社」としてテレビに出ていました。また昨年4月には、「ももいろクローバーZ」(ももクロ)が野外コンサートの成功を祈願したお社としても話題に...

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石塔寺 あだし野念仏寺 慶州仏国寺

昨日は、近江の石塔寺を紹介しました。巨大な石塔と膨大な数の石仏群を見て、連想した場所が二ヶ所あります。連想その① 化野念仏寺まずは、やはり大きな石塔と無数の石仏で有名な、京都嵯峨野の化野(あだしの)念仏寺です。「え、石仏は有名だけど、大きな石塔なんてあったかな?」と思い返す方もおられるでしょうね。錦秋の念仏寺を撮った写真がありますので、石塔の有無を含めてご覧ください。このお寺は、弘仁2年(811年)に空...

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石塔寺 圧巻の絶景 ・インドのアショーカ王が投げた日本最大の石造物とは?

この巨大な塔をご覧ください。石造三重塔としては日本最大で、重要文化財に指定されています。境内には、ものすごい数の石塔や石仏。今日は、これにまつわる話を書きます。  ☆昭和の昔、私が学生だった頃の話です。そのころ私は、滋賀県湖東地方に伝わる不思議な民間伝承について、ゼミの仲間と一緒にフィールドワークをしていました。まあ要するに、地域への聞き込みです。近江鉄道市辺駅から歩いて、古い集落に入り、立派な門...

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瓜生羅漢渓・秘められた日本の霊地がここにも!

江戸時代に書かれた『但馬道之記』には、次の様なことが書かれているそうです。龍野を過ぎて小犬丸という所から右の山手にかかると、三濃村、瓜生村という2村の間の谷に石像の五百羅漢があり、谷間左右の石に彫り付けている。旅の僧が「筑紫の羅漢と見比べても、劣ってはいない。筑紫の石像は有名だが、ここの石像は近国の人もほとんど知らない。不思議なことだ」とつぶやいたという。これが、兵庫県相生市の五百羅漢です。一昨日...

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『遠野物語』と泣石・妖怪の住む不思議な里を案内します!

『遠野物語』(とおのものがたり)は、柳田国男が明治43年(1910年)に発表した岩手県遠野地方に伝わる逸話、伝承などを記した説話集です。日本の民俗学の先駆けとも称される作品で、これを読んで民俗学に興味を持った方も多いと思います。(柳田国男・ウィキペディアより)その『遠野物語』には、こんな話がありました。綾織村山口の続石は、この頃学者のいうドルメンというものによく似ている。 二つ並んだ六尺ばかりの台石の上に...

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鴨山磨崖仏・神秘の迫力に圧倒されます!

この巨石群の正体、さあ何でしょうか?岩に仏像らしき姿が彫られています。ということは、磨崖仏ですね。ここは岡山県浅口市の鴨方。調べてみると、この磨崖仏は麓の長川寺二十世海心大竜(かいしんだいりゅう)和尚代の文政年間(1818年~1831年)に造営されたのだそうです。石仏研究家にとっては、この岩は磨崖仏ということになります。しかし、すぐ横の説明板を読むと、「鴨山城」と書かれていました。ここは、応永14年(1407年)...

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能登金剛 オモシロ不思議なゴリラ岩?・源義経と松本清張も見た巌門の絶景

海際にそびえ立つ岩が、何となくゴリラの顔に見えるのですが・・・・・ここは、石川県羽咋郡志賀町の巌門。能登半島の景勝地である、能登金剛を代表する景観とされます。ではまず、駐車場から海岸へ下りましょう。道は、岩のトンネルを通ります。トンネルを出たところが、日本海の荒海によって造られた洞門です。岩盤の下に幅6m、高さ15m、奥行60mの貫通洞門があり、小舟も通り抜ける事が出来ます。そして左にそびえるのが...

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龕という不思議な穴の話

大阪府交野市の交野山にある、「古代岩座跡」と記された山頂部の巨岩。それを横から見ると、四角い穴が開いています。これは、龕(がん)あるいは石龕・仏龕と呼ばれるもので、多くの場合石仏が設置されています。例えばこの交野山頂に石仏などを置こうとしても、吹きさらしの風雨や紫外線、土砂崩れによる流出等の被害が想定されます。こんな所に、ぽつんと捨て置かれたような石仏なら、持ち去りの可能性も出てきます。さまざまなリ...

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榛名神社の御姿岩(続)・ご神体の瞳に見つめられる?

群馬県高崎市の榛名山。頂上の榛名湖です。今頃は全面が凍っているでしょう。その山腹にある榛名神社は、深山幽谷に奇岩が林立するお社です。群馬最強のパワースポットと言われるのが、なるほどと納得できるお社であることは間違いありません。かつては深い谷をわらじで遡っていたのでしょうね。しかし今では、整備された参道が門前町から600mほど続き、そこを歩くだけで禊になるそうです。参道から見る滝も凍っています。先日、「...

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プロフィール

sazanamijiro

Author:sazanamijiro
古代史マニアですが、特に自然神道期の多様な信仰遺跡に魅せられています。

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