FC2ブログ

記事一覧

梅田大明神・ひっそり隠れた巨大磐座

兵庫県篠山市小原、山間に開けた田園地帯に鎮座するのが「梅田大明神」のお社です。国道173号線沿いにありますが、川をはさんでひっそりと佇んでいる感じがします。周囲はこんな感じです。この辺りのお社は全部そうですが、祭礼でもなければ参詣者を見る事はほぼありません。これは池の跡のようです。かつては静かな水面に鯉やめだかが泳いでいたのでしょうか。本殿の下に、立石があります。間違いなく古くからの磐座なのでしょ...

続きを読む

獅子窟寺・弘法大師が落とした隕石と不思議な岩屋

大自然の壮大なロマンといえば、大宇宙の銀河や星にかかわるものが思い浮かびます。先日は星田妙見の隕石にかかわる伝説をお伝えしましたが、そのひとつがこれでした。嵯峨天皇(弘仁年間 810~824年)の頃、空海が、獅子窟寺の宝窟に入り秘法を唱えると、七曜の星(北斗七星)がこの地の南西方面に降り、等距離の三ヶ所に分れた。その場所を八丁三所と言う。(八丁は900m)弘法大師が、その呪文で星を落とした場所という...

続きを読む

穴観音・真っ暗な異空間の洞窟と石仏

今、京都府京丹後市峰山町のビジネスホテルにいます。地域最安値なのに、天然温泉の大浴場という、ありがたいお宿です。今から一階のファミレスにモーニングを食べに行くのですが、その前に簡単な記事をアップします。さて、昨日はちょっと不思議な洞窟に行って参りました。その名も「穴観音大菩薩」。場所は京都府舞鶴市東神崎、舞鶴湾と由良川河口に挟まれ、事実上、若狭湾に突き出した半島のようなところです。まずは境内の様子...

続きを読む

坂本神社(雲南市)・原始信仰、自然信仰の凝縮した古式のお社でした!

島根県雲南市大東町あたりの道路を車で走っている時、こんもりとした形のよい山が目に入りました。ほぼ左右対称で均整のとれた山容です。兵庫県篠山市福井にある神社櫛石窓神社 (くしいわまどじんじゃ)の神体山とよく似ています。ただの丘ではなさそうです。ひょっとしたら小さな神体山かな?お社が麓にあるかも!やりました、予想は的中。鳥居が見えるのです。やはり神社が鎮座していました。小さくとも神体山信仰のお社のよう...

続きを読む

十和田神社と御倉山と石ヶ戸・十和田湖に眠る謎

十和田湖といえば、東北地方を代表する観光地のひとつです。山間に開けた神秘の湖は、数多くの伝説や信仰が今も息づいています。まずは、青龍伝説を今に伝える十和田神社です。磐座信仰を感じさせる本殿背後の祠。小規模な岩窟信仰も岩壁に並んでいます。湖上には、大黒様と恵比寿様を祀る岩の島。さらに極め付きは、全国的にも有名なパワースポットとして知られる「占場」です。十和田神社の裏側から、長い鉄のはしごをつたって降...

続きを読む

星田妙見宮・隕石で吹き飛んだ山体と 映画『きみの名は』の元ネタ聖地

なぜか妙見信仰には、我々にとって常識外の要素がしばしば付きまといます。しかもそれが異様な規模でさまざまに現れるのですから、不思議としか言いようがありません。参考までに、いままでに記事にした「妙見信仰」の写真を出します。まずは仁尾の妙見宮。社殿に覆いかぶさる巨岩は圧巻です。建築物では、能勢妙見。ご神体の岩そのものより、弥生遺跡ラインの線上に位置するという、瀬戸内海を舞台にした大きなスケール感の岩城島...

続きを読む

細田神社(伊勢本街道)・消えゆく神社と伝承に思うこと

兵庫県の山間部を走っていたら、神体山と呼ぶにふさわしい、美しい三角形の里山を見かけました。道路地図にもナビにも神社マークはありません。しかし経験上、山麓に神社があるのではと推理し、狭い農道を無理に進んでいくと、それらしいこんもりとした森があります。「やっぱりな」と、棚田の畦道を歩いて近づくと・・・・失礼な言い方ながら、寂れた祠だけでした。勝手な空想ですが、こんなストーリーが浮かびます。明治の合祀政...

続きを読む

恐山と延暦寺と慈覚大師・京の都の鬼門とは?

かつて京の都に住む人々は、鬼門を忌み嫌いました。「京都御所」の北東部は「猿が辻」と呼ばれ、鬼門はしっかり切り取られています。敷地の北東部が欠けているのは、「西本願寺」も「東本願寺」も同様で、一般の民家に至るまでその影響はあったようです。平安時代の書き物では、都に出没する鬼が出入りするのも、鬼門の方向になっています。その鬼門封じの役を担ったのが、比叡山延暦寺と、麓の日吉大社でした。そして、鬼門を過度...

続きを読む

磐神社と神秘の巨大磐座・消滅寸前だった数奇な運命

兵庫県三田市市之瀬の山間部に鎮座する「磐神社」。ここは、切詰バス停の少し北を左折し、200mほど奥へ入った谷にひっそりと佇むお社です。祭神は磐筒男命。磐神社に磐筒男命という組み合わせを見ただけで、ここがどういうお社かが分かります。つまり、岩石信仰・磐座祭祀のお社なのです。ここには二つの磐座が祀られていますが、まず本殿背後の巨大な磐座をご覧ください。たいへん不思議な形をした磐座です。かなり横長で、尾の...

続きを読む

機物神社と交野山と巨石磐座信仰

昨年末、大阪府交野市倉治の機物神社(はたものじんじゃ) から見ると、冬至の朝日が交野山に昇るという記事を書きました。その交野山頂には、観音岩と呼ばれる巨石があり、現地に行くと「交野山古代岩座跡」という石柱が立っています。この巨大な岩は、交野市や枚方市にとどまらす、淀川を渡った高槻市からも遠望できる、古代の神聖な岩でした。ではまず、麓から見る観音岩をご覧ください。なんだかマークのようなものが見えるのは...

続きを読む

プロフィール

sazanamijiro

Author:sazanamijiro
古代史マニアですが、特に自然神道期の多様な信仰遺跡に魅せられています。

フリーエリア