記事一覧

仁尾の妙見宮・圧倒的な存在感の岩屋岩窟

巨石寺院の中でも最大級なのが、香川県三豊市仁尾町仁尾戊にある、妙見宮です。遠く離れた街中からも、はっきりと見えます。妙見宮は標高319mの妙見山中腹にあります。車で行く場合は、県道231号線から西へ入り、ほぼ一車線の細い山道を、対向車にひやひやしながら登ります。ここまで来ると、数台は駐車スペースがあるので車を置き、石段を上ります。途中にある石碑や巨石をみながらゆっくり登って行くと、10分くらいで妙...

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益田岩船・現代アートな写真が・・・

奈良の飛鳥には、亀石や酒船石など、不思議な石造物があります。そんな中で最も大きいものが、益田岩船(ますだのいわふね)です。この岩は、橿原ニュータウン内、白橿南小学校の西の丘陵斜面にあり、東西約11メートル、南北約8メートル、北側の高さ約4.7メートルという巨大なものです。住宅地から続く貝吹山(かいぶきやま)の東峰、険しい上り坂を5分ほど歩くと花崗岩の巨岩が現れます。なかなかの大きさです。ぽつんとここにだ...

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姫路の岩大神社・これぞまさに岩神様

姫路市八家、山陽電鉄八家駅から、川沿いに瀬戸内海の方へ10分ほど歩いたところに鎮座するのが、この「岩大神社」です。全くの住宅街で、ちょうど一軒分の敷地に神社を置いた、という感じです。しかし名前の通り、大きな岩をご神体として祀っています。拝殿から奥に入って写します。背後にまわります。なんだか岩の継ぎ目が、まるで削って合わせたように見えます。御祭神は、「大物主命」。それ以外のことは情報がありません。背...

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田辺市の秋葉神社・何気ない風景に巨大な押分岩がありました!

ご神体あるいはそれに準じる岩が、真っ二つに割れている場合があります。そこに人が通り抜けられると同時に、その行為が重要な信仰的行為のひとつであるお社を、いままで二社紹介してきました。ひとつは、山梨県山中湖村平野、標高1413mの石割山8合目付近にある石割神社です。ご神体の巨岩の背後が、見事にくり抜かれ、ご利益を求めて登山客が三周している光景を見る事ができます。もう一つは、先日紹介した太郎坊宮です。下の写真...

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鎧岳の絶景と門僕神社・曽爾村の古代信仰

私が「はるばる曽爾村にやってきたんだぁ!」と実感するのは、いつもこの印象的な山が見えた時です。鎧岳(よろいだけ)は標高894m。曽爾村は高原地帯で、麓の河川敷が標高400mくらいですから、下から見上げると500mくらいの高度差です。急角度ですから、これはまさに圧倒的な落差感といえるでしょう。しかも、この垂直な絶壁。さてこのブログでは、三角形の神体山が大きなテーマのひとつです。麓にお社があり、山頂・山...

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鍋倉渓の奇観・作ったのは自然か天狗か古代人か

奈良県山辺郡山添村大字大塩に、鍋倉渓(なべくらけい)という不思議な景観があります。神野山の山腹にあり、幅約25m、長さ約650mにわたって、黒々とした岩が集積しているのです。岩の下には水が流れているようですが、覗いても見えません。案内板には、昔、神野山の天狗が伊賀の国の青葉山に住む天狗と喧嘩をして、青葉山の天狗が手当たり次第に草木や岩を神野山に向かって投げたため、飛んできた岩で鍋倉渓ができたという民...

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曽爾村のお亀池とヘビ女・楳図かずお恐怖漫画の原点

奈良県曽爾村は奈良県の北東部に位置し、「日本で最も美しい村」連合に加盟している風光明媚な所です。たとえば、曽爾村のシンボルの一つである鎧岳。なかなかの迫力です。また曽爾高原はススキが一面を覆う草原で、3月中旬に毎年山焼きが行われ、春から夏にかけては一面に青い絨毯が、そして秋にはススキの穂が金色に輝きます。近畿地方にこれだけの規模の美しい高原があることを知らない方も多いのではないでしょうか。近くに立...

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東近江市 太郎坊宮とモノノフ・ももクロファンの聖地となるか!

毎日新聞のデジタル版によると、きのう毎日新聞の号外が出て、「モノノフが大喜び」と書かれています。何それ、モノノフって武士のことじゃないの?などと思ったオジサンは、もはや完全に時代から遅れているそうです。「モノノフ」とは人気アイドルグループ「ももいろクローバーZ」のファンを指します。私?・・・いやあの、とと、当然知っていましたよ・・・そりゃもう(汗)。冒頭の記事でいえば、毎日新聞は、前日のライブの様子...

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霧山白山神社・あまりに巨大な立石のミステリー

昨日に続き、とにかく大きい立石をもう一つ。以前にも少し触れましたが、愛知県豊田市霧山町の霧山白山神社は、山麓に社殿をもつ神社です。そして背後の山は、典型的な神体山の形で、とても美しい山容です。山頂には奥宮が祀られていますが、ちょうど中間地点の斜面に、異様な大きさの立石があります。きれいな三角形の里山というのも、何百という山にひとつふたつある程度で、現実にはほとんど見かけることはありません。そして山...

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日本最大級 小豆島の天狗岩・あまりのデカさに唖然!

香川県小豆郡小豆島町岩谷、福田港から路線バスで約10分のところにそびえているのが「大天狗岩」。瀬戸内海の島々は良質な花崗岩などに恵まれ、古くから石の産業が盛んな地域です。特に大坂城再築の際には、その巨大な城の石垣として、小豆島から多くの石が切り出されました。中でも、岩谷石切丁場跡(国指定史跡)には、残石総数が1600を超え、当時の石切丁場の盛況が伺えます。では、高さ17.3m、幅7.8m、奥行き12.3m、重量1,700...

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プロフィール

sazanamijiro

Author:sazanamijiro
古代史マニアですが、特に自然神道期の多様な信仰遺跡に魅せられています。

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