記事一覧

安達ケ原鬼婆伝説の「笠石」と長命寺の「六所権現影向石」

昨日は、福島県二本松市、安達ケ原の鬼婆伝説にかかわる巨大な岩屋をテーマにしました。これと同じカテゴリーではないかと思える巨石が、滋賀県近江八幡市の長命寺にあります。「六所権現影向石」と呼ばれる不思議な岩組みです。「六所権現影向石」は、本堂の背面の斜面にあり、巨岩の庇が本堂屋根に覆い被さるように突き出ています。大震災にも耐えた鬼婆伝説の岩屋同様、崩れ落ちないのが不思議です。この岩は「天地四方を照らす...

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安達ケ原の鬼婆伝説・巨石と人骨と縄文土器の謎

It is Kanze-ji in Nihonmatsu-shi of Fukushima prefecture.Here is the legend of a woman 's demon.It is also a megalithic culture of Japan.奥州安達ケ原の鬼婆伝説と言えば、能の『黒塚』、長唄・歌舞伎舞踊の『安達ヶ原』、歌舞伎・浄瑠璃の『奥州安達原』の演題にもなった有名な伝説です。その鬼婆が住んでいたとされるのが、下の異様な岩屋です。衝撃の展開・人食い鬼婆その昔、岩手という女性が京の都の公家屋敷に乳母...

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五輪石稲荷神社(福島市)の驚くべき巨石塔 Japanese megalithic culture

This is the Gorinseki shrine in Fukushima city.Believers worship this rock.福島市小倉寺の五輪石稲荷神社は、都市近郊の小さなお稲荷さんです。福島県庁の東南約1.5kmに鎮座し、国道4号線の弁天橋にほど近い立地なのですが、その小さな社殿の背後には、驚くべき造形の巨石が積み重なっていました。ちょうどこの日は、祭礼があった日らしく、その後片付けをしておられました。撮影すると邪魔になるかと思いましたが、ゆっく...

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加西市の「揺るぎ岩」・揺るぎそうにない「ゆるぎ岩」って何それ!!

いままで、いかにもという感じの「ゆるぎ岩」を二つ紹介しました。今回は、まったく揺るぎそうにない、兵庫県加西市畑町にある「ゆるぎ岩」の紹介です。以前、同じ兵庫県加西市にある、河上稲荷神社の鏡石を記事にしました。その河上神社の一の鳥居から、案内に従って山道に入ります。河上稲荷神社の社殿前から直接山道をたどると、下のようにやがて道は荒れて消えがちになり、迷う可能性があります。一の鳥居まで戻って登ることが...

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豊田市の岩谷観音・あまりに巨大な岩屋(谷)

「岩谷観音」とか「岩屋観音」というのは、なぜかあちこちにあるようです。今日紹介するのは、その中でも最も巨大な岩組みが特徴的な、愛知県豊田市岩谷町堂ノ中の「岩谷観音」です。なぜかSDカードが修復不能となり、人物が入った写真はありません。しかし巨岩の下の隙間は、普通の大人の2~3倍くらいの高さはあると思います。ドルメンのような形状に見えますが、前から見ると、大きな岩が抱き合うように重なり合っています。...

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福島県の不思議な神社を訪ねて

本日は、遠く福島県に来ております。途中報告で、写真を三枚だけ紹介します。まずは、何か巨大なものが、神社の本殿を覗きこんでいるような・・・・・裏側から見ると・・・・・また、こんな白い磐座も、ちょっと似ているような・・・・・いや、なかなか強烈なものがいくつもありました。しかし旅先からは、細かい報告は無理があります。続きはまた後日とさせていただきますのでお楽しみに(^_^)/~。家計と休日予定を何とかやり繰り...

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くろそ仏という巨大な石柱の謎・釈迦以前の如来って?

兵庫県豊岡市竹野町床瀬に「狗留尊仏(くるそんぶつ)」という不思議な名前の巨石柱がそびえています。これがまた、日本のあちこちに存在する、巨大な謎を秘めた巨石信仰グル―プなのです。この岩に行くには、おいしいそばで知られる床瀬地域の近く、県道712号線沿いにあるこのような石碑から谷川を登ります。傾斜がだんだん急になってきたころ、行く手にめざす「狗留尊仏」が見えてきました。手前の谷は、水量が多い時は、小さな...

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不思議な造形がご神体・伊那谷の筥石神社

長野県駒ヶ根市東伊那に鎮座する筥石神社(はこいしじんじゃ)の紹介です。天竜川の穏やかな流れに面した筥石神社は、「はこいわ」または「はこいし」神社と呼ばれ、大久保地区の産土神(うぶすながみ)として古くから親しまれてきました。社殿の横から見ると、背後は巨大な岩です。言うまでもなく、社殿の裏側に鎮座する、積木を重ねたような巨岩を御神体としています。まさに筥石(箱石)でもよく見ると、なんだか、蛇の顔のようなも...

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霧に包まれた高原の神々しさと生石神社(和歌山)

和歌山県の有田川町と紀美野町の境界に、標高870mの生石ヶ峰(おいしがみね)がそびえています。山頂部は隆起準平原の平面が続き、近畿には珍しい広々として爽快な高原です。この生石ヶ峰の名前は、山頂より少し下ったところに鎮座する生石神社(しょうせきじんじゃ)に由来するそうです。その生石神社が下です。社記によれば、人皇第六六代一條天皇の御守、永祚元(989)年8月10日、阿瀬川郷楠本の里、中の峯天野壇上に一夜にして...

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再評価すべき「鶴原のメンヒル(大分県竹田市)」と「鳥居さんのドルメン」

大分県竹田市大字君ヶ園の丘の上に、「鶴原のメンヒル」と呼ばれる巨石がそびえ立っています。境内には、2枚の看板が設置されていました。メンヒルというのは、ヨーロッパの巨石文化だと書かれています。古代人が人工的に立てた巨石の名称ですが、「鶴原のメンヒル」は人工ではなく阿蘇溶岩の残食、自然石となっています。メンヒルなら人工なのに、と不思議に思ったのですが、「鶴原メンヒル」という名前は、鳥居龍蔵氏が命名した...

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プロフィール

sazanamijiro

Author:sazanamijiro
古代史マニアですが、特に自然神道期の多様な信仰遺跡に魅せられています。

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