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記事一覧

継体天皇と原始信仰の謎④・継体は卑弥呼ラインと神体山を意識したのか?

前回最後に、大阪北部を代表する重要な古墳である、継体天皇陵古墳(太田茶臼山古墳)・今城塚古墳・安満宮山古墳が一直線上にあると書きました。その位置関係が下です。(この順で西から東へ並ぶ。)継体天皇陵古墳(太田茶臼山古墳)と今城塚古墳の巨大さと埴輪群のすごさについては、前回の記事を想い出していただければわかると思います。ところが、今城塚古墳の出土物を見に行った今城塚古代歴史館に、「三島最古の古墳」というコー...

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継体天皇と原始信仰の謎③・前方後円墳と巨大埴輪と卑弥呼の鏡

継体天皇は、近江国高嶋郷三尾野で誕生し、幼い時に父を亡くしてからは、母の故郷である越前国高向(現在の福井県坂井市丸岡町)で育てられました。その丸岡町のシンボル、丸岡城と、そこから眺める丸岡の町です。静かで穏やかな街です。このお城は後世のものですが、もともと丘の上には神社があったといいますから、おそらくオホド王(継体天皇)もここから領地を眺めたにちがいありません。そののち、大連・大伴金村らに請われて、...

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継体天皇と原始信仰の謎②・福井平野の岩神とミニピラミッド

(今回は継体天皇と福井県の神社について書きます。)まず紹介するのは、福井県越前市大虫町に鎮座する大虫神社です。武生駅周辺から、県道190号線をまっすぐ西へ進むと、大虫川を渡るころに、鳥居が見えてきます。延喜式神名帳には「越前国丹生郡 大虫神社」と記載され、越前国で2社だけの名神大社という、この地方を代表する格式の高いお社です。社伝によれば、崇神天皇7年、南越地方を平定・開拓した天津日高彦火火出見命の霊...

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継体天皇と原始信仰の謎①・近江高島の古代文字と磐座

第26代継体天皇は、従来の大王家とは血縁のない「新王朝の始祖(初代大王)」とする、水野祐氏の「三王朝交替説」は、戦前にはありえない衝撃的な内容でした。しかしその後、いろいろな説が出るものの、結局謎に包まれた天皇として現在に至っています。現天皇家の祖先として、存在が確実な天皇とされながら、生年月日も古墳も、あやふやなままなのです。例えば、生まれたのは、『古事記』では485年、『日本書紀』では允恭天皇39...

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不思議な美しさの湖中大鳥居・猿田彦命を祀る白髭神社へ行ってきました!

観阿弥の「謡曲『白鬚』」は、湖中鳥居で有名な、滋賀県高島市の白鬚神社が舞台です。比叡山の麓志賀の浦のほとりに釣糸を垂れる老翁がいました。釈尊はその老翁に、「これ老人よ、もしそなたがこの地の主ならこの山をわたしに譲れ。仏法流布の聖地にするのだ」とおっしゃると、老翁はこう答えました。 「わたくしは人寿六千歳の始めから、この地の主として、この湖が七度まで葦原となったのを実際に見ている老人です。もし、この...

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京都 嵐山 嵯峨野の紅葉を愛でる・地元民の(役に立ちそうもない)散策ガイド

前回、私の好きな化野念仏寺の紅葉を記事にしました。今回は、その道すがら、阪急嵐山駅から化野念仏寺までの散策ガイドです。ブログのテーマとは関係ありません(^^♪嵯峨野散策には、素敵なガイドブックがたくさんあるので、これは地元民の妙に細かい、あまり役に立たないガイドですのでご了承ください。私の同級生(悪友)である嵐山の料亭××の息子とか、高尾の○○寺の息子などは、観光客が多いと家が潤います。しかし、ただのサラリ...

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化野念仏寺 紅葉の絶景 (Autumn scenery of Kyoto-shi Sagano)

In the temple in Sagano of Kyoto-shi, colored leaves and a clump of bamboo are very beautiful.このお寺は、弘仁2年(811年)に空海が五智山如来寺を建立し、野ざらしになっていた遺骸を埋葬したのに始まるとされ、後に法然が念仏道場を開き、念仏寺となったと伝えられます。もともとこの化野は、東山の鳥辺野、洛北の蓮台野と並ぶ平安時代以来の墓地であり、風葬の地として知られていたのです。そして後世土葬となって人々が...

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源氏物語 落葉の宮・晩秋の黄色い絨毯を踏んで

京都市右京区の高雄神護寺から周山街道を北上し、小野郷に入ると、鄙びた山里に佇む岩戸落葉神社があります。岩戸落葉神社は小野郷の産土神で、岩戸社と落葉社の二社からなります。鳥居と拝殿を共有していることから岩戸落葉神社と呼ばれていという、珍しいお社です。岩戸社は稚日女神(わかひるめのみこと)、彌都波能賣神(みづはのめのかみ)、瀬織津姫神(せおりつひめ)の3柱の女神を祀り、落葉社は源氏物語「柏木」の巻に登...

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解かれざる謎・笠置山~山添村の線上に並ぶ巨石信仰

さて、昨日は奈良県山添村の桝形岩について紹介しました。この岩だけでも、日本有数の不思議な巨石信仰なのですが、そのレベルの巨石が、このあたりにはまだいくつもあります。しかもそれらが、一直線上に並んでいるのですから不思議です。まず地図上で一番上は、京都府笠置町の笠置山巨石群です。1331年に鎌倉幕府の倒幕計画が発覚した後醍醐天皇は三種の神器を保持してここで挙兵、篭城して元弘の乱の発端となりました。 巨石の...

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桝形岩・巨石のミステリー

私は日本中の巨石信仰をかなり訪ね歩きましたが、どう考えても不思議でミステリアスな巨石がいくつかあります。そんな岩のひとつを紹介します。奈良県山添村の布目ダムには、風光明媚なダム湖があり、広い駐車場もあります。そのすぐそばから、「岩屋桝型 参道入口」と書かれた道標に導かれて、登山道に入ります。暗い杉林の中ですが、急坂には歩きやすい階段が作られていて、迷うことはありません。20分ほどでお堂があり、その...

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プロフィール

sazanamijiro

Author:sazanamijiro
古代史マニアですが、特に自然神道期の多様な信仰遺跡に魅せられています。

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