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記事一覧

岩戸神社の侘(わび)寂(さび)と精緻な彫刻・本当の伝統美がここにありました

侘(わび)寂(さび)という言葉があります。説明が難しい概念ですが閑寂さのなかに、奥深いものや豊かなものがおのずと感じられる美しさという意味を含みます。京都や奈良の有名な式内大社は、鳥居や玉垣、そして巫女さんの鮮やかな朱色が目立ち、さらに神職の浅葱色や紫色等が美しい伝統美を際立たせています。しかし、伊勢神宮や日本庭園の枯山水などの素朴なアースカラーもまた、侘(わび)寂(さび)に関係する重要な伝統文化...

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石切神社とナガスネヒコ・そこに秘められたアイヌの神とは?

東大阪市の石切剣箭神社。この門前には、何とも不思議な商店街がありました。鯨様の体験談を勝手に引用されていただくと、「おどろおどろしい地獄絵図や、作られた時代が判らない内臓模型の人体像とかがあって、ひぇ~っと驚いた記憶があります。」実は私の妻も似たような事を言っておりました。現在はかなり普通っぽく?なったようですが、それでも商店街の上の方になると、占いの店が軒を並べる珍しい光景に出合います。シュール...

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石切剣箭神社と磐船(大)神社・ニギハヤヒという巨石太陽神を推理する!

ニギハヤヒ(邇芸速日命)という神は、日本神話における重要な存在なのに、その実態が極めて多種多様で謎めいた神様です。別名として、天火明命、櫛玉命、天照国照彦火明櫛玉饒速日命、櫛玉神饒速日命などと称され、本来は男性太陽神としての天照大神だったとか、その妻の瀬織津姫とともにシリウスから来たとか、とにかくさまざまなことがネット社会で自由に語られています。特に変だと思うのは、野蛮な国土を治めるためにニニギが天...

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新屋坐天照御魂神社・天照大神とは違う、もうひとりのアマテル神の謎

これは、以前載せた、ヒルコ神の移動地図です。左下(南西)から順に、岩楠神社→和田神社→西宮神社と、一直線に並びます。そして岩楠神社から見るこのラインは、だいたい夏至の太陽が昇る方向へと延びていました。「ヒルコ」とは、天照大御神の本名である「オホヒルメノムチ」の核心部「ヒルメ」に対応する太陽神ではないかという有力な説があり、さらに延長すると大阪府茨木市福井の「新屋坐天照御魂神社」に至ります。(黄色ポイン...

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丹生都比売神社と空海・華麗なる社殿に隠された謎

和歌山県かつらぎ町上天野に鎮座する丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ)は、式内名神大社、紀伊国一宮、そして旧官幣大社という格式を誇る、有名な古社です。 国宝の銀銅蛭巻太刀拵を始めとする文化財があり、国の重要文化財である本殿や楼門が朱に輝く様子は、素晴らしいの一言に尽きます。白洲正子が神々住まう高天原にたとえた天野盆地の穏やかな様相もまた、旅人を魅了するでしょう。では、ユネスコの世界遺産「紀伊山地の...

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プロフィール

sazanamijiro

Author:sazanamijiro
古代史マニアですが、特に自然神道期の多様な信仰遺跡に魅せられています。

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