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記事一覧

白石神社と真木山神社・失われた白い巨塔を求めて?

真木山神社(まきやまじんじゃ)は、三重県伊賀市槙山に鎮座する式内社です。これは、茅葺の能舞台。文政5年(1822)の建立だとか。拝殿は、近代的なガラス戸の中にありました。さてここへお参りしたのは、どうしても見たいものがあったからです。『式内社調査報告』に「本殿裏に高さ30尺余の巨石があり、神石といわれている」と書かれていたとか。1尺は約30.3cmですから、約10mの巨岩がご神体なわけです。スリムな形状なら、ヨ...

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行者堂(島ヶ原)・笠置山巨石文化圏か?

三重県伊賀市島ヶ原町に、行者堂という岩窟があります。現地に行ってみると、石段の上に見えました。岩窟の中には、役行者と不動明王が祀られています。観光協会の説明には、「役行者像が祀られる自然石のお堂」と書かれていますが、かなり人工的な部分も感じます。この行者堂の下は、小山川が木津川に合流する地点です。複雑でアートな岩は、甌穴でしょうか。 ★さて、小山川の対岸をよく見ると、不思議な建物があります。ワケあ...

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椿大神社に偽物がある?・まさかの疑いが浮上!

三重県鈴鹿市山本町の椿大神社。伊勢国一宮で、三重県では伊勢神宮・二見興玉神社に次いで3番目に参拝者数の多い神社だそうです。 ★さて、椿大神社は猿田彦大本宮とも呼ばれ、猿田彦大神を祀る全国のお社の総本社とされます。上の絵図にも描かれるように、背後の入道ヶ嶽は神体山で、境内からこの山にかけてたくさんの磐座が存在する由緒深い古社なのです。これは境内の御船の磐座。神社の案内には、謡曲「鈿女」(うずめ)にうたい...

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(閲覧注意)秘境の土俗信仰・南伊勢斎田の山の神

お社というものは、清く正しく美しいものと思っておられる方には、ほんのりショックかもしれません。自己責任でお読みください。三重県南伊勢町斎田、民家のない山すそを入っていくと、ひっそりと鎮座しているのが「山の神」です。境内には、神秘的な川。巨大な岩壁の下に祠があるようです。岩壁信仰の類型ではありますが、今まで見たことのない奉納物がここにはありました。山の神への奉納物・祭祀物なので、おそらく男根なのでし...

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倭姫命腰かけ岩と神武天皇腰かけ岩・腰かけ岩とは何者か?

三重県南伊勢町河内の国道260号沿いに、「倭姫命腰かけ岩」の案内板と碑が立っています。ここには、40×50cmほどの岩があり、第11代垂仁天皇の皇女・倭姫命が天照大御神の御鎮座の地を求めてこの地を通られた折、腰をおろして休息されたという伝説の岩です。ではそもそも、腰掛岩とはどんな岩なのでしょう。ブリタニカ国際大百科事典の「腰掛石(こしかけいし)」には、こう書かれています。神や天狗または歴史上著名な武将や高僧が...

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プロフィール

sazanamijiro

Author:sazanamijiro
古代史マニアですが、特に自然神道期の多様な信仰遺跡に魅せられています。

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