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記事一覧

八栗寺と五剣山・入山禁止の奥にあるのは・・・

(昨日の続き)お迎え大師の絶景スポット。ここから八栗寺本堂方面を振り返ると、背後の五剣山がのしかかるようにそびえています。一つの峰を剣と呼び、西から一ノ剣、二ノ剣、三ノ剣、四ノ剣、五ノ剣と、山上に5つの大きな峰が存在するためこの名前がつきました。いちばん右の五ノ剣だけが平らなのはなぜか?それは、1707年(宝永4年)の宝永地震で崩壊したのです。なかなか山が崩壊するというのも聞きなれませんが、どうもかなり平...

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八栗寺・大地震で山が崩壊するも空海の聖地は揺るがず

八栗寺(やくりじ)は、香川県高松市牟礼町にある真言宗大覚寺派の寺院です。四国八十八箇所霊場の第八十五番札所として、いつも参詣者は絶えません。道路地図では車道が八栗寺まで通じているので、狭い道はいつものことだからと、あまり気にせず車で登って行きました。しかし狭い山道で、バックしてすれ違い箇所を探すのも疲れるので、途中でUターン。結局、ケーブルカーで登ることにしました。車の苦労と違って、わずか4分ほど...

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恐山と延暦寺と慈覚大師・京の都の鬼門とは?

かつて京の都に住む人々は、鬼門を忌み嫌いました。「京都御所」の北東部は「猿が辻」と呼ばれ、鬼門はしっかり切り取られています。敷地の北東部が欠けているのは、「西本願寺」も「東本願寺」も同様で、一般の民家に至るまでその影響はあったようです。平安時代の書き物では、都に出没する鬼が出入りするのも、鬼門の方向になっています。その鬼門封じの役を担ったのが、比叡山延暦寺と、麓の日吉大社でした。そして、鬼門を過度...

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弥谷寺・弘法大師と岩窟信仰のお遍路聖地

四国霊場第71番の弥谷寺(いやだにじ)は、岩窟信仰・岩屋信仰の名刹です。弘法大師学問修行之遺跡とも称されます。ここは、香川県三豊市三野町、古来より霊山(弥山)として信仰された弥谷山の山中にあります。この弥谷山は、日本三大霊場(恐山・臼杵磨崖仏・弥谷山)の一つともされるそうです。大変古くからの民俗信仰の地であることはまちがいありません。また、お遍路の元となった、辺(遍)路信仰(へじしんこう)の1つといわ...

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能勢妙見・北極星信仰の世界的聖地に立つ不思議な建築物とは?

まずは、夕日に照らされた下の建物をご覧ください。これはいったい何か?大阪府豊能郡能勢町野間中の能勢妙見山というお寺の「星嶺」という信徒会館なのです。能勢妙見山のホームページによると、この不思議な建造物は、1998年、世界的建築家高松伸氏の手によって設計されたのだそうです。そしてさらに、北極星信仰の起源とも言われる妙見大菩薩の降臨をイメージし、ガラスと木で構成された大変ユニークな建築となっています。「星...

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プロフィール

sazanamijiro

Author:sazanamijiro
古代史マニアですが、特に自然神道期の多様な信仰遺跡に魅せられています。

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