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記事一覧

恐山②・地獄めぐりの不気味な景色と死者を呼ぶイタコ

恐山初回の続きです。恐山菩提寺の奥、地蔵殿の左側から、地獄めぐりに入ります。少し入った高台から、見下ろしたところです。荒涼たる景色の中を進みます。下は大王岩。遠くに、宇曽利山湖が見えます。慈覚大師堂が高台に立っています。次はみたま石火山ガス注意の看板五円玉や十円玉が、火山性ガスで変色しています。八角円堂賽の河原ここからは、湖へ下るようです。さて、恐山といいえば、イタコの口寄せが有名です。恐山例大祭...

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恐山・死者が集まる神秘の絶景

青森県の下北半島にある、恐山をご存じでしょうか?「人は死ねば、お山(恐山)さ行ぐ」下北の人々はそう言い、この山を霊地としてきました。比叡山・高野山とともに、日本の三大霊場の一つに数えられている恐山は、「この世」と「あの世」の距離が近い不思議な場所です。さて、これは私が若い頃の話です。かつて夜の京都駅を、たしか10時半ころに発車する「急行きたぐに」という青森行の夜間急行がありました。その普通席(当然...

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川倉賽の河原地蔵尊・イタコと亀ヶ岡遮光器土偶

(続き)『川倉賽の河原地蔵尊』の地蔵堂には、約2000体の畏怖感あふれる地蔵尊があることを昨日紹介しました。境内の駐車場からは見えなかったのですが、地蔵堂の左側や背後にも、たくさん祀られているものがありました。このお地蔵様をご覧ください。亡くなった子どもの、生前の姿を彫ったものでしょうか。あまりに生身の温もりが感じられ、単なる石の造形という範疇を超えています。いまにも唇が動きそうな、あるいは目がまば...

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賽の河原地蔵尊・恐山以上の畏怖感

青森県の津軽鉄道は、津軽五所川原・津軽中里間の20.7kmを走る、小さな私鉄です。       (一枚目のみ津軽鉄道HPより)太宰治にゆかりの金木駅の隣にあるのが芦野公園駅。そこから2kmほどの距離に、『川倉賽の河原地蔵尊』があります。川倉賽の河原地蔵尊は、津軽における民間信仰の聖地です。太宰は斜陽館でたくさんの使用人に囲まれて育ちましたが、彼らは賽の河原地蔵尊を信仰していました。その影響を受けたのか、太宰...

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(続) 石手寺・トンネルの向こうの不思議な世界

四国八十八箇所霊場の第五十一番札所、石手寺です。道後温泉にほど近い便利な立地で、参詣者が絶えません。奥へと進みます。境内は様々な信仰要素がぎっしり詰まった、濃密な感じがします。では、洞窟マントラへ。ここは、入り口で百円以上を箱に入れ、恐る恐る闇の中に進みます。長さは200mほどあり、結構な長さですが、ところどころに照明が設置されていて、何とか前へ進むことができます。洞内は天然エアコンの涼しさで、汗が...

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プロフィール

sazanamijiro

Author:sazanamijiro
古代史マニアですが、特に自然神道期の多様な信仰遺跡に魅せられています。

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