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記事一覧

天の磐船・巨岩の間の地底探検

磐船神社は、大阪府交野市の南端、天野川の渓谷沿いに鎮座するお社です。本殿はなく、物部氏の祖神である饒速日命が高天原より降臨の際に乗ってこられたという、「天の磐船」(あめのいわふね)とよばれる高さ約12メートル、長さ約12メートルの舟形巨岩を御神体としています。ご神体の前にあるのは拝殿になります。「天孫降臨の地」という言葉に違和感を感じられた方もおられると思います。天孫降臨とは、日本神話において、天照大...

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王位石の謎 その④

 野崎島には、通称「サバンナ」と呼ばれる地域があるように、日本国内の景色とは思えない、謎めいた絶景に満ちている。日本の大都市圏に住む人々が見れば、その衝撃は大きいと思う。体力的には厳しいが、博多から夜行フェリーに乗れば、翌朝乗り継いで、そのまま野崎島に立つことも可能だ。知られざる遺跡もまだ隠れていると思う。神道一万年の歴史の中でも、間違いなく絶景ナンバーワンの島だろう。 というわけで、最後は野崎島...

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王位石の謎 その③

さて三重県の夫婦岩といえば、伊勢志摩の観光名所として有名だ。夫婦岩の沖合660mの海中には興玉神石があり、さらに夏至の頃は、遠く富士山から昇る朝日が岩間に見えることから信仰の対象となった。王位石の上部ドルメンの隙間からは、いったい何が見えるのだろうか。 ① 納島の63.9ピークが、神体山のような三角形の山影を見せる。納島には、旧石器時代の遺跡があるが、関連は不明。② 伊勢志摩の夫婦岩からは、夏至の朝...

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王位石の謎 その②

 この王位石全体を人工的構築物とするのは、技術的に不可能とするのが常識だろう。現代でも、この急な斜面ではクレーン等の重機はほぼ使えない。しかし、イギリスのストーンヘンジを見ればわかるように、人力でも知恵と工夫でかなりの巨石を立てることはできる。王位石の背後から山頂にかけては大小まざまな石材の宝庫だから、① 石材の中から柱状の巨石を選び、その場でさらに形を整える。② 石柱の幅より少し大きめに、神社の立...

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王位石の謎・ありえない光景

 佐世保から小値賀島へと出航した高速船、シークイーン号が宇久井島を過ぎた頃、左手に驚くべきものが見えてくる。野崎島の山頂近くにそびえ立つ、神島神社の「王位石」である。 国内に類例はなく、極めて異様だ。地中から湧き出した「湧き出し大明神」と称されるのもわかる。年に米一粒ずつ大きくなっているという「成長する石」の伝承もあるらしい。さらにこの背後には、一速王の陵墓があるとされるが、未確認。  またここは...

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プロフィール

sazanamijiro

Author:sazanamijiro
古代史マニアですが、特に自然神道期の多様な信仰遺跡に魅せられています。

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