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記事一覧

佐川町の岩佐神社、境内の下は地底湖?

立地条件や景観面で極めて珍しい神社を紹介します。高知県高岡郡佐川町西組1586番の岩佐神社です。まず社頭に泉が流れ出しています。私たちが訪れた時は猛暑で、トラックの運転手さんがタオルを泉に浸していました。暑い日はきっと冷たくて気持ちいいのでしょうね。 泉の隣には、「海津見神社」の祠があります。周囲は白っぽい石灰岩です。鳥居を潜ると、簡素な社殿がありました。お参りを済ませて境内を見回すと、鳥居の横には石...

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恵那峡の紅岩・その知られざる信仰を探る!

昨日、恵那峡と、そこに架かる恵那峡大橋から見る「紅岩」を紹介しました。しかしこの岩、山の反対側からは見えないので恵那のどこからでも見えるというわけではありませんが、かなり広い地域から遠望できます。かつては中山道を行き交う旅人にも、大井宿の道しるべになっていたといわれます。こんな伝説がありました。戦国時代のころ、落ち武者たちがこの地に隠れ住みましたが、次々と討ち取られて残されたのは千鶴姫というお姫様...

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吉備津神社とその周辺・

以前、『吉備津彦神社・夏至の朝日の宮』というテーマで、吉備津彦神社について紹介しました。境内の人工島と環状列石(ストーンサークル)、背後の「吉備中山」の巨大な磐座群など、日本の古代信仰史を研究する者にとっては極めて重要なお社です。ところが、吉備津彦神社のすぐ近くに、同じ「吉備中山」を背にして、一字違いの「吉備津神社」が鎮座しています。備前一宮の吉備津彦神社と備中一宮の吉備津神社という、それぞれのお国...

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天石立神社・G線上の巨石

奈良県奈良市柳生町の岩戸谷にある天石立神社(あまのいわたてじんじゃ)は、戸岩山の北麓、標高330メートルの山中にあります。『延喜式神名帳』に「天乃石立神社」と記載される式内小社で、本殿を持たず、ご神体の巨岩を直接拝する形態です。まな板のように薄い「前立磐」と「後立磐」が二枚、ぴったり寄り添って立っています。参拝者は普通、国道369号線沿いの駐車場かバス停から歩いて登ってくるので、真っ先にこの二枚の巨岩に...

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卯子酉様・真っ赤な境内

卯子酉様(うねどりさま)は、神話の里、岩手県遠野市の愛宕山の麓にあり、『遠野物語』にも登場する由緒ある神社です。かつて一帯は大きな淵で、そこに住む「淵の主」に男女の縁を祈願すると、不思議にかなったと言います。現在では、祠の前にある木々の枝に、左手だけで赤い布を結びつけることができたら、縁が結ばれると言われていて、境内は赤一色。 元々古代から赤はマジカルカラーとして、不思議な力を持つ色とされてきまし...

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プロフィール

sazanamijiro

Author:sazanamijiro
古代史マニアですが、特に自然神道期の多様な信仰遺跡に魅せられています。

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