記事一覧

安芸の宮島と宗像大社の壮大なる神秘・海上の巨石信仰

「安芸の宮島」といえば、いうまでもなく日本三景のひとつとして、外国人にも有名な観光地です。平家からの信仰が厚く、平清盛により現在の海上に立つ大規模な社殿が整えられました。現在、本殿・拝殿・回廊など6棟が国宝に、14棟が重要文化財に指定されています。しかし元々この島は、「神に斎く(いつく = 仕える)島」という語源とされ、古代からの信仰があった島です。以前、神の島である宮島について、厳島神社の裏側(反対側)...

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巨大な蛇穴と椀貨し伝説

昨日の記事、戸隠神社の近くには、蛇穴と呼ばれる鍾乳洞があります。この洞窟からは、こんこんと泉が湧いて流れ出していました。その昔、ここに乙姫様が住み、お椀や祭りの鼓などを貸してくれていましたが、あるとき村人がそれを返さなかったため、姫は怒って大蛇となり、天に昇ったという伝説があります。椀貸し伝説や水神・龍神伝説など、複数の要素がまじりあっているのでしょうね。この清水は銘酒「福和良泉」を醸す水や、天然...

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重ね岩の奇観・郡上八幡の戸隠神社

岐阜県郡上市和良町の戸隠神社。ここには、重ね岩という、極めて特殊な岩組みがあります。以前に「ゆるぎ岩特集」で、この岩の写真を二枚紹介しましたが、今回はくわしく記事にします。さて、和良町の戸隠神社は、郡上八幡駅や郡上八幡インターのある市街中心地の真東10kmほどの山間部にあります。山間部と言っても、和良川と鹿倉川の合流地点で、道の駅和良もある、少し開けたところです。合流地点の北側には、きれいな三角形の...

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ニギハヤヒ降臨・生駒宝山寺から線上に連なる聖地の謎

生駒の宝山寺(生駒聖天)から、府道237号線を下る途中、市民体育館の手前左に、「重岩神社」があります。多分「かさねいわ」と読むのだと思います。というのは、昔は府道から空き地を隔てて、積んだような巨石がはっきり見えました。現在、空き地は駐車場になり、小さな拝殿の背後は樹林が生い茂って、何があるのか全く分かりません。駐車場を横切り、一段高い斜面にある、拝殿の前庭に上りました。昔は確かに巨石があったはずだ...

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生駒山宝山寺・大岩壁の聖窟をめざして

生駒山宝山寺は、背後に切り立った岸壁にある岩窟状の窪みで役行者が修行し、般若経を納めた事に始まる聖域です。その名も般若窟。般若窟目指して岩屋信仰、洞窟信仰はこのブログでもたくさん記事にしてきましたが、ここはその代表格のひとつですね。今日はその般若窟目指して石段を上ります。まずは、模型で全体把握しましょう。では、きのう紹介した本堂前広場から、ジグザグに石段を上ります。文殊堂・常楽殿・観音堂を過ぎると...

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プロフィール

sazanamijiro

Author:sazanamijiro
古代史マニアですが、特に自然神道期の多様な信仰遺跡に魅せられています。

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