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記事一覧

マナイタ様・熊野に秘められた古代信仰

現在の私たちにとって神社とは、鳥居・手水鉢・狛犬、そしてさらに拝殿・本殿・社務所がきちんとそろったイメージです。しかしそれらは、決して古代から続く「オヤシロ」の姿ではありません。本殿という最も重要な建物も、仏教建築の影響と社殿造営令によって建てられたにすぎないと言われます。では、本当に伝統的なお社の姿とはどんなものなのか?そのひとつが、本日紹介する『マナイタ様』なのです。我が国の古い伝統信仰の姿を...

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瑞巌寺 (松阪市)・奇妙で不思議な別世界を案内します

妙法山瑞巌寺は、三重県松阪市岩内町707番地にある、無人の寺です。空海(弘法大師)の開基と伝えられ、真言宗の寺として始まったのですが、江戸時代の寛政年間(1789年〜1801年)に門超上人によって再興され、浄土宗知恩院派に改宗したそうです。これは本堂でしょう。ありがたい仏像があるのでしょうね・・・ところが、中を覗き込んでも何もありません。いったいどういう事なのでしょうか。よく見ると、本堂の背後に丸い穴が開い...

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岩屋山(島ヶ原)・ここにも不思議な迫力の岩屋が・・・

三重県伊賀市島ヶ原の山中に、なんとも印象的な岩屋がありました。それを紹介したいと思います。普通の民家の横にある細い山道を登ります。すると、おそらくは人工的に切り開かれた平地があり、その山側に大きな岩が見えます。正面に回ってみると・・・・大きな岩が重なりあって、中央部が岩窟になっています。何とも印象的で不思議な構造です。柳田国男は、「この邦(くに)の固有の信仰」について、「由緒深き霊山」や「年経る樹...

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天狗岩窟・圧倒的な神秘感に日本の聖地を見る

前回に続き、三重県尾鷲市、天狗倉山の険しい山中にある岩屋堂(天狗岩窟)です。参道入り口はここです。廃屋の横を通り、熊野古道風の山道を登ります。そして、こんな岩屋に到着。『西国三十三所名所図会』に「天狗岩窟」として紹介される岩屋堂は、かつて西国三十三所の巡礼者が馬越峠を越えてお参りし、旅を続けたところです。馬越峠はまた、世界遺産熊野古道の伊勢路でもあります。かつては山岳信仰に基づく厳しい修験道も盛ん...

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天狗倉山の岩屋堂(天狗岩窟)・厳しい自然に祈りを重ねた感動の聖地

三重県尾鷲市、天狗倉山の険しい山中に、巨大な岩屋があります。下は、この岩屋の中に置かれていた、プラスチックケースの中の資料です。(尾鷲観光物産協会発行)これによると、『西国三十三所名所図会』に「天狗岩窟」として紹介される岩屋堂は、かつて西国三十三所の巡礼者が馬越峠を越えてお参りし、旅を続けたところです。馬越峠はまた、世界遺産熊野古道の伊勢路でもあります。かつては山岳信仰に基づく厳しい修験道も盛んでし...

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プロフィール

sazanamijiro

Author:sazanamijiro
古代史マニアですが、特に自然神道期の多様な信仰遺跡に魅せられています。

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