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記事一覧

失われた巨石文化・織田信長という破壊と恐怖を考える

ごく普通に見える石造物群ですが、少し奇妙なところがあります。お分かりでしょうか、一部分が破壊されたものが多いのです。人為的に破壊されたのでしょうか?これら、庶民の信仰厚い石仏を破壊させたのは、いったい誰なのか?その答えは、この説明板を読むと分かります。これらの石造物は、旧二条城(京都)の発掘調査で出土したもので、石垣の材料として使用されていました。つまり、石仏や石塔が、なんと二条城の石垣に使われてて...

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超巨大な夫婦岩(鹿岡)と龍灯伝説

室戸岬へと向かう国道55号線を快調に走っていると、突如巨大な立石が林立する不思議な景色が現れます。室戸岬町と佐喜浜町の境、鹿岡鼻に立つ夫婦岩です。車を停めるスペースもあるので、降りて近づきました。いやーほんとにでかい。伊勢志摩の夫婦岩とは全くレベルが違います。よくもこの規模の巨岩にしめ縄を張ったものだと感心します。内陸の岩に、途中まで観光客が登っていたので、私も上がってみます。説明が書いてあります...

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不動巖という聖地・空海が修行した洞窟はここか?

室戸岬周辺を走っていると、こんな看板が目に入りました。「これぞ まっこと 空海」という文字と、崖に張り出した岩の上で修行する空海。実は、空海が本当に修行していたのは、御厨人窟ではなく、ここ「新村不動堂」の岩山だという伝承があるようなのです。さらにこの看板をよく見ると、隠された意図に気づきます。ちょうど空海の目の位置に水平線が重なるのです。明らかに意図的ですね。「空海」の名は、御厨人窟から見る景色が...

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劔主神社と鹿嶋大神宮・畏怖感あふれる美白神岩

「奇しき岩」のもとで日本の伝統信仰が成長したと述べたのは柳田国男です。その「奇しき岩」を色彩という切り口で分類します。まず思い浮かぶのは、鳥取県西伯郡伯耆町上細見の「赤岩神社」です。日本最北端に位置する式内社、岩手県紫波郡紫波町桜町の志賀理和氣神社(しがりわけじんじゃ)の霊石は赤紫色です。赤色は縄文時代から続くマジカルカラーでした。それに対して本日紹介するのは、神様の色とも言える白色の磐座です。白...

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宗像大社の高宮祭場と周参見地主神社・社(ヤシロ)の起源は何もない空間?

「自然信仰や原始信仰に関わる絶景は、どこがおススメでしょうか?」と質問されたら、「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部としてユネスコ世界遺産に登録された『熊野古道』は、間違いなくその答えの一つです。例えば、和歌山県新宮市神倉に鎮座する、熊野速玉大社摂社の『神倉神社』。このご神体であるゴトビキ岩などは、見て良し・登って良し・見下ろして良しの、三拍子拾った素晴らしい原始信仰を感じることができます。また、滝自...

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プロフィール

sazanamijiro

Author:sazanamijiro
古代史マニアですが、特に自然神道期の多様な信仰遺跡に魅せられています。

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